任天堂、「プレイやん」の新機能追加を7月中旬に実施

プレイやんのMP4対応キタ━━━━━━（゜∀゜）━━━━━━ !!!!
GBAやニンテンドーDSで動画を楽しめるプレイやんですが、その対応フォーマットがSD-Videoのみで、音声がモノラルAMラジオなみという大きな弱点がありました。しかし、今回PSPと同様のMP4に対応することで、音声が貧弱だという弱点をクリア。より質の高い動画を楽しめるようになったわけです。
MP4であれば、携帯動画変換君で無料でデータを変換できます。SD-Videoのほうが、カノープスのX-TranscoderやDIGAなど、自動作成機能は豊富ですが、MP4でも無料で作れるならいいですよね。
しかし、このMP4対応、たんなるファームアップという訳でもないようで。

　なお、新機能追加ファイルはSDメモリーカードのルートフォルダに書き込む必要があり、ファイルサイズは約500KB。SDカード上のMP4ファイルを再生する際には必ずこの追加ファイルが必要となる。

この文章を見ると、どうやらこの追加ファイルが、いわゆる「デコーダプログラム」に相当するようだ。プレイやん起動時にこのファイルを読み込んでしまうのか、再生の度にロードするのかはしらないが、非常におもしろい方法だ。でも、これだとSDカード毎にこのファイルを置かないといけないし、ちょっと分かりづらいなぁ。より一層、素人お断りになった感じはする。あと、SDカードから読むのだとすると、ロード時間もちょっと心配ではあります。
とはいえ、これでPSP向けMP4が読み込めるようになれば、一気にQVGA MP4の動画が増えるか可能性が出てきましたね。ネットで動画を配布するとき、とりあえずこの形式にしておけば、DSやPSPで見えるわけですし。マスメディアや映画の宣伝版などで使われそう。やっぱり、いちいち動画をエンコードするのは面倒ですから、コンテンツが増えてくれるのは歓迎ですね。