ウォークマンの復権はSonic Stageがカギ - 本田雅一の「週刊モバイル通信」

株主総会があって何かと話題のソニー。そのウォークマンについての本田雅一記者の記事です。いちおう、ITmediaやPCwatchなどで名が通っている人なんですが、最近節々でソニーびいきなところが目立ちますね。一応、この記事では批判的な項目をつらつらならべていますが、基本的にはソニーがんばれ、というスタンスです。
この中でちょっと気になったのは以下のところ。

 実際に現行製品の開発や企画に携わった人たちと直接、議論する機会があったのだが、彼ら自身、組織的な問題も抱え、釈然としない中でアイデアはあるが、それを製品として生かせない時期が続いていたという。

(中略)

そんな話をしていると、あっという間に数時間が経過したが、ひとつ彼らが自信を持って話していたのは、ソニー自らが変化することに躊躇がなくなっているということ。そしてその変化の方向、具体的な製品への反映について自信を持っていることである。

うーん、これはどういうことだろう?議論というのは企画会議レベルなのだろうか?それとも、飲み会の場ということなのだろうか?どちらにしろ、かなりソニーの現場の人々と親密な関係にあることが分かる。詳しい情報、リーク情報を聞き出すのに、こういった関係も必要なのかも知れないが、最近のこの人のソニー寄りの発言を見ていると、ちょっと「うーん」と思ってしまうところがありますね。メディアとしてそれなりに影響力の大きい人なのだから、その身の振り方には気を配って欲しいところです。少なくとも、こんなことを公言しているようでは、読む方も色眼鏡かけて見ないといけないようです。