任天堂:「新型機DS」5日までの国内販売51万台強、ソフトは50万本

ニンテンドーDS、本当に初期出荷を売り切ったのか。ちょっとびっくり。最初は2chでこっちのソース<任天堂:新型機DS、5日までの国内実売は35万台と計画線−調査会社 (ブルームバーグ)>が出ていたので、
「なんだ、土日で10万台しかうれなかったのか、やばいじゃんNDS
とか思っていたのだが、その後で、訂正のニュースで、表題の記事が。
自分はちょっと一段落ついてしまっているのだが、世間一般の評価を見るとまだまだ高いようだ。
このスタートダッシュの成功は、ひとえに「欲しい!」と思わせることができた、ということにつきると思う。初期ラインナップにタッチパネルの楽しさをそろえたことも、買ってすぐ誰でも楽しめる、という図式を生み出したように思える。そして、一人がおもしろいと言えば、まわりも欲しくなる。そして、そこからが本来のニンテンドーDSの真価。ピクトチャットバンブラなど、無線でつながってこそ生まれる楽しさが詰まっている。ここまで持ってこれると強いね。子供なら比較的学校などでこの状態を作れるけど、大人になるとなかなか難しい。しかし、この売れ方を見ると、大人にまでコミュニケーションの一ツールとして持って行けるのではないか、という幻想も持たせてくれる。
ただ、この流れがどこまで続くか。正直年内の目玉ソフトがない。クリスマスにこれぞ、というソフトが無いのは痛いと思う。今回のこの売り上げ発表は、おそらく宣伝効果抜群だろう。しかし、まだ物珍しさがかなりの部分をしめているわけで、一刻も早く有力なソフト群を投入して欲しいものだ。
PSPも強力なライバルであるのは間違いなく、つけ込む隙も十分にある。まわりでもリッジレーサーズなどの充実ぶりを見て、欲しくなっている…のだが、あとはその需要を満たすだけの供給ができるかどうか。それができないと、単なる数の勝負に持ち込まれて負けてしまう可能性もある。意外と弱点をこつこつつぶしてきただけに、ここでもPSPが健闘しそうな予感はしている。