新選組!「平助の旅立ち」

先週みていたのだが、感想を書いていなかったので、再放送をみながら簡単に。
まず冒頭の一橋慶喜。もっともらしいこといいながら、意見がころころしてますなぁ。糸井さんがカマキリ将軍といったのも的を射てますな。
お幸さん死亡。なんか急だったなぁ。近藤周平のために走ったのが死因か…南無。でも、正直あんまり感慨はなかった。
つづいて伊東甲子太郎永倉新八斉藤一も巻き込まれます。部屋がやたら豪華ですなぁ。一方、勝手に仕事さぼっている二人に、土方「まとめて切腹だ」発言。どんどん短絡的になっています。結局、原田左之助が様子見に行って発覚。新八が案の定怒る。「あなたはしなくてよい策を弄した」という言葉いいね。そのあとの、甲子太郎の酒をかっくらって、あごにすっと酒がつたうところもいい。切腹覚悟で帰る二人が格好いい。結局、土方は切腹させようとするが、近藤が先手先手を打って対応を決めて謹慎処分扱いに。だいぶ土方の操縦法を分かってきたようだ。
その後、甲子太郎が先に動いて、隊を抜けて御陵衛士になると。土方は徹底反論するが、近藤はわざといいくるめられる。しかし、わざといいくるめられていたとは思わず、甲子太郎は帰り道で「すべては思いのままだ」と。この自信が最後の最後でずたずたにされるのだろうなぁ。想像できないがみてみたい。
土方、斉藤に御陵衛士に加われと。うわー、こういうのつらいよねぇ。仕事で大役(&損な役)を押しつけられたときの感じに似ている。嫌だとは言えないし。サラリーマンのつらいところだよなぁ。
そして、今回のメイン、沖田総司藤堂平助の語らい。新選組に未練を感じている平助に、沖田はうまく背中を後押しする。そんな沖田に「かなわないや」と言う藤堂に、労咳のことを告白する沖田。「再来年のおまえがうらやましい」この言葉はいろいろ重みがあって泣けますね。「いつか剣をまじえるかも」と送り出す沖田に、「せめて相打ちに」との平助。しかし、この平助の「相打ち」のアクセントがなんか妙でした。
土方が御陵衛士側と念書。ここで御陵衛士から新選組への戻りを許さない、とされてしまう。斉藤一、どうやって戻すつもりだろう。
最後に近藤と平助。つらくなったら戻ってこいと。さっきの取り決めでそれはできないのに。