最後の最後であり得ない事件が

男子マラソン。最後の競技だったが、あってはいけない、あり得ない事件が起きてしまった。先頭を走っていたデリマが、突然変な服装来た男に押し込められる。先頭で20秒以上離していたのに、ここで10秒以上つめられた。それにリズムも崩れただろう、一気に抜かれてしまった。
それでも、最後は3位でゴール。観客も分かっているらしく、大拍手。ゴール手前では飛行機のポーズでおどけていて、喜んでいたように見えたのがせめてもの救いだった。
油谷、諏訪は5位、6位。メダルには届かなかったが、良い勝負をしたと言えよう。
しかし、つくづく今回の乱入は残念。たぶん、乱入した男は、昨年F1グランプリで乱入した男と同一人物だろう。
7/21 F1グランプリが一時騒然! 時速320キロで走るレースカーのコースに侵入者
その筋では有名なスポーツテロリストらしい。ねらっていたんだろうなぁ。しかし、この奇抜な格好、さらに、乱入してきたときも、選手に近い方とは逆の方向からの乱入。なのに、なぜ警備のものはとめられなかったのか。こんな事態は起こるわけがない、というような気のゆるみがあったのは間違いない。ボランティアとかもやっているし。しかし、殺人テロが起こってもおかしくない状況下で、堂々とこんなことをされてしまった。本当に情けない。最後の最後で台無しにされた感じだ。