そして池田屋へ 大河ドラマ・ストーリー

先日買った、大河ドラマ・ストーリー後編を読んでみる。基本的に作りはにているのだが、大きく違うところがあった。それは、松平容保の出番。このあらすじによると、出番が脚本ではあったのが二つ。

• 冒頭、新選組からの要請が、書状で松平容保に直接行っている。容保は激怒し、桑名、彦根、松山の各藩、さらに町奉行も動員するよう命令。ただし、自分は病気だったために小森久太郎という公用方に任せていた。
• 池田屋で土方らが到着したあたり。容保が、いっこうに準備ができない様子に、小森らを一喝。大勢で時間がかかるという小森に、「どれだけ時間がたったと思っている！」と怒る。そして、「近藤たちを見殺しにするな！」と叫ぶ。

以上の二つのエピソードだが、削られたのは非常に残念。放送だと、容保は最後にほめているだけで、全然かっこよさがない。小森も突然出てきていたのも、病気と言うことならわかりやすい。個人的に、殺陣が長すぎた（たぶんそのために容保のシーンを削った）と思うので、殺陣を減らしてでもドラマを入れてほしかったと思う。