K-1WORLDMAX 2004決勝戦

魔裟斗、負けちゃいましたねぇ。でも、3試合ともすばらしい試合だったと思う。基本がしっかりしていてディフェンスもでき、攻めもアグレッシブでガッツもある。動きも素早いし、まさに自分好みの選手。日頃のかっこつけとか強気な発言は好きじゃないんだけどね。決勝も、明らかに体力の差があった。ラスベガスから代々木に移された次の大会、おそらくリベンジ戦が組まれるだろう。そのときはもっといい勝負になるのではないか。
で、相変わらず情けないのが小比類巻貴之。前日の計量のぶざまな姿につづき、この試合でもプアカーオに対してもう、先頭意欲の見えない姿。絶えず後ろ向いて、あげく膝蹴りでやられておしまい。あっけなすぎ。おまえがもうちょっと粘れば魔裟斗ももう少しよく戦えたろうに。魔裟斗はあれだけ疲れていても逃げずにプアカーオに立ち向かった。小比類巻とは、決定的に精神力の違いがあることが感じられた。