Microsoft、Surface Pro 3発表〜MacBookAir/iPadキラー?12型薄型タブレット

Apple的なアプローチとしてハードとソフトの一体型戦略をすすめているMicrosoft。その代表例であるSurfaceシリーズについて、最新モデルの発表が行われました。

速報:マイクロソフト Surface Pro 3 発表。12インチ2160x1440画面、Core i7で800g - Engadget Japanese

発表されたのは、予想されていた8型のSurfaceMiniでなく、逆に大型化されたSurface Pro 3。12インチ、3:2のアスペクト比Retina的高精細ディスプレイ搭載というのがなかなか斬新です。またより薄くなり、重さも800g切り。薄型軽量という昨今のトレンドを満たしていますね。まあ、それでもタブレットとしては500gを超えると片手で持つには重いんですけど。

性能もCore i3からi5,i7まで選べ、メモリも8GBを選べるのでかなりハイスペック。しきりにMacBookAirとの比較をしていましたが、WindowsでMacBookAir対抗の製品としてはトップクラスな感じがします。TouchCoverも2箇所で磁石止することで傾斜をつけるというのがユニーク。キックスタンドの無断階化、Surfaceペン、そして3:2のディスプレイ等、いろいろ尖った要素が綺麗にまとまっているいい製品だと感じました。

ラインナップ的には下はCore i3 4Gb 128GBで$799からですが、バランスがいいのはCore i5, 8GB, 256GBの$1299ですかね。CPUパワーが高くなるとその分熱が多くなりますし、ファンレスではないのでCore i7だと高負荷時のファンの騒音がちょっと気がかりです。ドラクエXをやる程度なら一番下のスペックでも大丈夫なんでしょうけど、メインのノートPC的なイメージならばこの辺のクラスがいいかなと。

個人的にはMacBook Airの2010をずっとつかっており、RetinaのMacBookAirが出たら買い替えを検討するかなぁ、というところだったんですが、この製品はかなり魅力的ですね。最も、WindowsWindowsでデスクトップPCもあるので、本当にSurface Pro 3が必要か、と言われると困るところはありますが、物欲センサーは非常に刺激されますw。日本での発売は8月までに、とのことですが店頭で触れるのがちょっと楽しみです。