次世代Wiiに関するリーク記事が日経掲載〜6インチタッチパネル付きコントローラ

E3までもうまもなく。E3では任天堂の次世代Wiiが発表される予定ですが、その内容について日経でリーク記事が掲載されました。

「Wii」後継機、コントローラーが携帯ゲーム機に  :日本経済新聞

NGPの時も3G機能をメインに日経リークがあった上でNGP本体がサプライズ的だったので、今回もそうした要素がありますかね。

以前にもリークされていましたが、6インチのタッチパネル付きのコントローラとのこと。カメラ機能も内蔵しているようです。3DSでもあった、AR関連が次世代Wiiでも実現される感じですかね。Wiiとの互換性関連の情報は無し。Wiiモーションプラス内蔵のリモコンを出してまだ間もないですし、なんとなくリモコン関係はそのまま互換で持ってきそうな感じはします。タッチパネル付きコントローラにWiiのゲームを表示し、リモコンでプレイといった形で、TV無しでゲームで来てしまうようなソリューションも考えられているかもしれません。センサーバーも所詮LEDですしタッチパネル脇に内蔵とかやろうと思えばできますしね。

とはいえ、こうしたタッチパネルがつくとなると気になるのは価格と本体性能です。タッチパネルがコスト増となってしまうと、全体の価格を抑えるには本体の性能が犠牲となってしまいます。せめて現行のXbox360を超える程度の、マルチで劣化しない性能は持っていないとWiiの反省が活かせません。ただ、本体性能を上げて価格が4万とかになってしまっては満足に売れないでしょう。スマホや無料ゲームなどで、ただでさえゲームの単価は下がっています。その中で、任天堂とはいえ高い価格設定をしてはなかなか通用しないでしょう。

ということで、次世代Wiiについては非常に好奇心は高まるのですが、ビジネス的な観点では不安要素も多いところです。スマホSNS全盛となってきている世の中、任天堂の打ち出すソリューションが時代遅れなものでないことを祈ります。