レイズ、レッドソックスを下してア・リーグ制覇!〜昨年最下位からの快挙

今年は自分の応援していたヤンキースポストシーズンに進められませんでしたが、その代わりとして応援していたのが岩村が所属するレイズ。自分の去年までの印象では、万年最下位で、若くてプレーが雑なチームというものだったのですが、名称をデビルレイズ(イトマキエイ)から、「デビル」が縁起が悪いとレイズ(光線)に変更、カラーもグリーンからブルーに変わった今年はイメージが一変しましたね。デビルレイズ時代もピネラ監督や野茂が所属していたり、タンパ自体もヤンキースのキャンプ地だったりと、ア・リーグではなじみのあるチームでしたが、今年はその快進撃っぷりにドラマ性が好きな自分はシーズン後半から応援していました。

ポストシーズンでも好調が続き、ア・リーグチャンピオンシップでも2戦目から3連勝で一気に王手をかけていたのですが、5戦目にとんでもない展開に。7回2死まで7点差をつけていながら、レッドソックスが大逆転。このあたりは、さすがレッドソックスという感じですね。ヤンキースレッドソックスの戦いを見ていたときも、ホームで正念場のときのレッドソックスの勝負強さはすさまじいものがありますからね。以前ヤンキース3連勝から4連敗くらったときのは軽くトラウマですのでw。

この5戦目の敗戦を受けて、正直これでレッドソックスに持って行かれたかと思い、案の定6戦目は惜敗。諦め気味に今日の試合を見たのですが、レイズは呑まれることなく堂々と戦っていましたね。いきなり先制はされましたが、その後小刻みに点を取り3-1に。終盤はさすがに正念場を迎え、8回は2死満塁になるなど、ハイライトを迎えましたが、新人プライスが堂々のピッチング。そしてそのまま9回も抑えきり、見事優勝を勝ち取りました。最後、岩村がセカンドゴロを捕球、そのままベースを踏んで締めくくったのが印象的でしたね。シャンパンファイトの後、選手がシャンパンを持って球場に入り、観客にもシャンパンをかけたり、ファンとハイタッチする岩村選手の姿も、非常にほほえましいものでした。

この後はいよいよワールドシリーズとなります。相手は田口選手も所属するフィリーズ。できれば、このままの勢いで一気にワールドチャンピオンになって欲しいですね。