東京ゲームショウ2008開幕〜MSとSCEが基調講演

いよいよ今日から開幕した東京ゲームショウ2008。事前にかなり情報が出ていたり、ファミ通フラゲ情報などもあったため、それほど大きなサプライズ要素はありませんでしたが、情報としては非常に多くのものが出てきてニュースサイトをにぎわせていますね。その中から、いくつか個人的に気になったものを取り上げてみたいと思います。

鉄拳6マルチ、SO4 2月発売などが発表されたMS講演

まずは値下げ以降勢いが出ているMS。

【東京ゲームショウ2008現地レポート】 マイクロソフト基調講演レポート

ゲームショウで発表するネタもある、ということで大きな発表があるかとも思いましたが、それほど大きなものは無かった印象ですね。

一番大きな要素としては、鉄拳6Xbox360でもマルチで発売されることになったくらいでしょうか?鉄拳というと、元セガユーザーとしてはSSのバーチャとの対立の構図にあったソフト。PSを代表するタイトルだったわけですが、海外でも勝負できるタイトルだけに、Xbox360でも展開することにしたようですね。アーケードではPS3ベースの基盤を使って作成されていただけに、さすがにPS3独占かと思っていたのですが、わざわざXbox360にも対応してくるとは、ちょっと意外でした。もっとも、日本と海外とで圧倒的に売れているHDハードが異なる以上、マルチができるならマルチにするのが得策でしょうし、今後もマルチは増えてくるでしょうね。HDゲーム市場は開発費の割にはまだ狭いですから。

その他ではスターオーシャン4が2/19の発売に。

結構早めに発売されそうですね。ラストレムナントの3ヶ月後ということになりますが、JRPGファンの興味をうまく継続できるかどうか、広報戦略が重要そうです。

それ以外では、秋のアップデート「New Xbox Experience」が11/19に行われるとのこと。ちょうどラストレムナントの1日前ですね。あと1ヶ月ちょっとあるので、その間になんとか120GB HDDが手にはいるといいのですが。

PS3は値段据え置きでHDD倍増、ソフト同梱

一方SCEの発表。こちらでは、噂されていたPS3の新型パッケージが発表されました。

SCEJ、東京ゲームショウ2008「プレス・カンファレンス」でPS3 80GBを発表。PlayStation Home年内オープンβスタートなどネットワーク関連スケジュールを発表

発表されたPS3は2種類のパッケージ。一つは現状モデルと値段据え置き39,980円で、コントローラがDUALSHOCK3に変更、ソフトとして1年前に発売されたGT5Pの最新版であるSpecIIIが付属しているというもの。1年前のベスト版になっていてもおかしくないソフトを同梱するということで、イメージ的にはXbox360のバリューパックみたいな感じでしょうか?DUALSHOCK3がデフォルトになったのはいいですね。

もう一つのパッケージはPS3の今年最大の弾である「リトルビッグプラネット」が同梱されたもの。こちらは多人数プレイを想定しているのか、DUALSHOCK3が2つついて44,980円となっています。こっちは、DUALSHOCK3が1個でいいからもうちょっと安くして欲しかったところがありますね。1人プレイしかしないけどリトルビッグプラネットが欲しい人はいるでしょうし。もっとも、GT5PSpecIIIもそうですが、逆ざやのため本体の価格を下げられないため、自社ソフトや大量生産でコストを落とせるコントローラをつけてお買い得感をつけたいというところだとは思いますけどね。現状出来うるサービスはしている、というところでしょうか。

それ以外はPSP StoreやHomeについてのより具体的な情報など。フロムソフトウェアテクモの独占タイトルなどもTGSで明らかになっていましたね。

週末の一般公開が楽しみ

一応、初日の講演も終わったことで一通り情報は出た、というところでしょうか。毎年、この後の日程でも特定のステージで新情報が出たりもしますが、それはそれで楽しみとしておきましょう。すでに前売り券も購入済みですし、週末の一般公開を楽しみに待ちたいと思います。