ファミリースキーがバランスボードに対応決定!〜発売は1/31

据置ゲーム機の中で有利に展開しているWii。国内ではキラーであるスーパーマリオギャラクシーを発売しても本体販売があまり伸びないなど、初期需要が一段落した感がありますが、海外ではいまだ品薄が続くほどの人気を維持しています。

さて、そんなWiiで年末年始の目玉となるのがWiiFit。昨今のメタボリック問題やヨガなどの盛り上がりに目をつけ、また新たなゲーム人口獲得を目指す作品ですが、そのキーとなるデバイスとしてWiiバランスボードがあります。このバランスボードは4つの圧力センサーを内包して人体のバランスを感知することが出来るというもので、ゲーム以外への応用も期待されています。

そんな中、いち早くバランスボード対応をするゲームが現れたようです。それはバンナムの送る復活ファミリーシリーズ第一弾、「ファミリースキー」です。

ファミリースキー - Wii

ファミリースキー - Wii

「スキー場」感覚を前面に押し出したゲーム性

この件については、Rambling Manさんのところでどこよりも早く詳細レビューがされています。

Rambling Man ファミリースキー

忍さんのところでも同様のレビューが出ていますね。

ファミリーシリーズ復活第1弾。Wii「ファミリースキー」|忍之閻魔帳

また、ポスターのスキャンらしきものをゲーム&情報ブログ(SF&NF)さんのところで紹介されています。

ゲーム&情報ブログ(SF&NF) ファミリースキー「wiifitに正式対応決定」ショット。

その他、画像付きの紹介がGAME Watchの方でも出ているようです。

バンダイナムコゲームス、Wii「ファミリースキー」 2008年1月31日に発売が決定

どうやら、リアルに「スキー場」を再現しているようで、リフトのゴンゴンといった音まで再現している模様。さすがにAボタンでスキップは出来るようですが。また、ナイタースキーなどの見下ろした風景なども実際のスキーの感覚をよく表現していますね。自分はスキー好きでマイブーツ・マイスキー板を持って毎シーズン回数は少ないながら楽しんでいるスキー好きですので、こういったリアルな「スキー場」感覚は非常にワクワクするものがありますね。リフトに乗るところまで再現しているところが、なんとも憎い試みです。この辺のクオリティは、ファミリーシリーズで有りながら開発がリッジレーサーチームということが影響しているのかもしれませんね。

期待のバランスボード操作

そして、なんといっても期待は、バランスボードと組み合わせた動作です。スキーではターンなどの主要要素は基本的に体重移動とエッジの効かせ方がポイント。リモコンとヌンチャクだけではちょっと体感度合いが乏しい印象だったんですよね。ですので、自分が以前紹介したときも、バランスボードとの連携を期待した発言をしています。

ファミリーシリーズWiiで復活!?「ファミリースキー」 - わぱのつれづれ日記

この記事の時は、発売もそれなりに近そうなので、今更ナムコ任天堂のバランスボードに対応することはないかな、と思ったのですけど、思った以上の重要さで嬉しいですね。

バランスボードでの操作は、予想通り体重移動で移動、ヌンチャク&リモコンはスティック捌きとなる模様。WiiFitでも体重移動のスキーは入っていますので、スティック操作でそれとどの程度変わったゲーム性になるか、興味のあるところです。

WiiFitの魅力も増すバランスボードの横展開

以上、ファミリースキーの紹介をしてきましたが、残念なのは発売が1/31ということですね。年末年始で家族で遊べる時期をはずしてしまっていますし、近くにはスマブラXも控えています。WiiFitと併せて出せていたらもっと盛り上がった感はするんですけどね。

Wiiフィット (「バランスWiiボード」同梱)

Wiiフィット (「バランスWiiボード」同梱)

ただ、こうしたバランスボードの応用がサードから早速出来来たことで、俄然WiiFitへの興味が高まってきました。正直、WiiFit自体は一人でプレイしてもあんまり面白くないかなと思い、値段もそれほど安くないのでスルーするつもりだったんですが、このファミリースキーのバランスボードモードはかなりプレイしてみたいんですよね。通常のゲーム、綺麗でオンラインが盛り上がるゲームはすでにXbox360を買ってしまったのでこっちで十分ですので、Wiiではこうした「通常のゲーム機では味わえない新しい感覚」をどんどん実現していって欲しいですね。WiiSportsで獲得した層もそうしたゲームで画期的なものを求めていると思いますし、バランスボードというデバイスも広がったことでより多くの新規ゲームが出てくれることに期待したいと思います。