フリーライター日誌:E3取材後期・コントローラその2:じゃあ昔はどうだったのよ

Wiiリモコンについて、E3で体験してきた方で否定的な意見があったため引用してみたいと思います。そもそも、岩田社長ですら「賛否両論があると思っていたが、思った以上に好意的だった」と言っていたように、反対意見があっても当然なわけですので。

この方の意見としては、特定のゲームではWiiリモコンで効果的かもしれないけど、すべてこれってどうよ?というような論調かと思います。両手で固定されないため、どうもふらふらした印象がして面倒に感じる、という印象。とくに以下の記述などは痛いところをついている感じです。

両手持ちで指先しか動かさないのはこれ以上なくラクな姿勢で、それが手首から先を動かすようになっただけでこんなに「めんどくさく」感じるものかというのもある。かといって座って両腿にそれぞれの手をのせて、指先だけ動かしてるのはボタンを置き換えただけだから進化の意味は薄い。えーどうなるのコレ、と。ホントにヌンチャクが標準で大丈夫?と。

主に日本でWiiリモコンをさわっておらず、レビューも出ていない状態でWiiを批判していた人の意見がこんな感じだったかと思います。大手マスコミの記事では任天堂に配慮してか、基本的に「さわってみたらすごくよかった」という意見ばかりでしたが、中には実際に体験しても違和感を持ったまま、という方もいた、ということで、それももっとなことです。
結構率直に批判意見を書いているので、2chなどでアンチ任天堂の人たちにコピペされそうですね。実際の記事ではところどころで「慣れの問題か」という感じでフォローはしてますが、コピペする人はそこはきれいにのぞいて貼ることでしょう。


現状ではE3に参加した人しか一般でさわれた人はいないわけで、こうした感想はどれも貴重です。こうした細々した情報を聞いていろいろ考えるのも楽しいものです。最終的には、国内でも一般が体験できる場を任天堂が提供できるそうですから、そこでさわった上で自分の感想を述べてみたいと思います。おそらく、自分も辛口なほうなので、このフリーライターの方と同様な感想を述べる可能性はあります。DSのタッチペンのときも、あまり絶賛するようなレビューはしなかった気がしますし。
わぱのつれづれ日記 - ニンテンドーワールド

まあ、それでも最近の任天堂の姿勢には好意的ですので、これからもより任天堂がよい製品を出してもらえるよう、忌憚のない意見を述べていきたいと思います。実際のリモコンを体験できた際にも、自分の貧相な想像を覆すような実感・体感を味あわせてくれることを期待しています。