涼宮ハルヒの憂鬱 第一話
今シーズン期待の1作。原作も好調でスタッフも京都アニメーションと、万全の体制と思われましたが…。いろんな意味でやってくれましたw。
第一話はなんと、原作にあった、ハルヒが撮った自主制作映画そのままフルで流しやがりました。まさに前代未聞。しかもめちゃくちゃその「チープさ」を、渾身の描画で表現しているのがあまりにあほらしくてすごいです。つーか、原作知らない人はこの一話みてさようならじゃ無いんでしょうか。単なるひどすぎる素人映像ですし。自分は原作知っているので、そのクオリティの高さに爆笑氏まくりでしたが。特にキョンのつっこみ、一人語りがなんとも絶妙。
ちなみに、この自主制作の映画のアニメでの演出について、2chのスレで以下のような解説があったので転載しておきます。
劇中自主制作映画の再現にこだわる京アニ
- 光源ミスの再現
- 集光ミスの再現
- 露光表現の再現
- 左上から右下にパン移動する場合、ブレの再現
- 音が突然切れる
- カメラを横切る形で対象物を写す時、対象物がカメラに近づくとより激しくカメラを回転しなくてはいけない為にカメラがブレてしまう物の再現
- ピンボケの再現
- 安直なエフェクトの採用の再現(自主制作映画によくある現象)
- 安いマイクを使っているので、周辺の環境ノイズを拾ってしまう現象の再現
- 木の下での撮影の時、日向と日陰のコントラストが激しい為、影の部分が異様に黒くなってしまう現象の再現
はい、マニアックすぎですw。詳しく分かる人はさらに爆笑でしょうな。自分も、高校時代に友人が撮った自主制作映像でにたような雰囲気を実際にみたことがあったので、それを思い出しながら笑ってました。
ともかく、この冒険的第1話で多数の潜在的視聴者を失ったハルヒ。残った視聴者を中心に、第2話以降もこのクオリティで突き進んでいただきたいものです。