ニンテンドーDSの国内販売が300万台を突破 - Nintendo iNSIDE

日本では引き続き好調が伝えられるニンテンドーDSメディアクリエイト調べではとうとう300万台突破したようです。ファミ通メディアクリエイトよりも若干少ないので、ファミ通だとあと2週ぐらいかかるでしょうか。しかし、時間の問題でしょう。
しかし、ここまで順調に300万台を達成するとは正直予想してませんでした。元々、DSはGBAとの互換性とあること、ポケモンという強力なキラーを抱えていることから有利は伝えられていました。しかし、PSPの方が解像度やCPU速度も高く、UMDで動画も可能である、PSからの移植が容易、などの売り文句から、実際にはデッドヒートとなるとマスコミ含めて予想されていました。
しかし、蓋を開けてみれば、年末に十分商品をそろえたDSが、生産力不足で商品をそろえられなかったPSPに圧勝。さらに、PSPはその後も初期不良の数やUMDロードの問題、そしてなにより□ボタンやポポロクロイスのバグなどの不具合に対するSCEの対応のまずさが、PSPの印象の悪化に拍車をかけてしまいました。
そして、DSは1月2月は深刻なソフト不足に陥りましたが、メテオスパックピクスカービィなどで徐々に盛り上がり、nintendogsで大ブレイクしました。そしてそのあとの、ニッチ向けと思われた教授、やわらかあたま塾でその地位を固め、ジャンプスーパースターズで子供の支持もがっちり確保し、盤石の態勢をとろうとしています。その結果が、この9ヶ月での300万台突破につながったと言えるでしょう。


思えば、最初目玉といわれていた、ポケモンもFF3もまだ出ていない状態です。9月、10月は比較的手薄ですが、逆転裁判、たまごっちがかなりの売り上げを上げそうですし、年末はマリオカートどうぶつの森、そのほかにもWi-fi対応として隠し球がいろいろ用意されているでしょう。これから年末にかけての展開が楽しみです。