Game Developers Conference 2005現地レポート

次世代機の中で、結構有力候補と言われているXBOX2の情報がいよいよ出てきました。
今回のこのマイクロソフトのインタビューで驚いたのは、以下のコメント。

・CPUの処理がボトルネックになっている
・打開策は処理のマルチスレッド化と、CPUのマルチコア化
・メディアもより大容量なもの(Blu-ray or HD DVD)が必要

これらは、驚くほどPS3のCell+BDというアプローチと似ています。要するに、基本的な次世代機の考え方としては大差が無いと言うことのようだ。CellのようなマルチコアCPUは使い切るのがむずかしい、マルチスレッド処理はプログラミングが大変、と散々Cellはたたかれていたけれど、XBOX2の方でも根本的には変わらないよう。あとはソニーの用意する開発ツールと、マイクロソフトが用意する開発ツール、どちらが使いやすいか、ということだろうが…。
ともかく、PS3もXBOX2も、どちらもより開発が肥大化していくのは避けられない模様。これに対して任天堂のレボリューションがどういったアプローチで来るかが注目だ。