ITmedia ライフスタイル:「HD DVD/BD両互換は難しい」〜東芝、山田氏

CESも開催され、ますますあつくなってきたHD DVDとBD。それについてITmediaがインタビューしてます。まあ、これについてはお互いの主張がぶつかり合っている感じ。ただ、ITMediaの記者が、やたらと容量とBDとの互換性に固執していたのが気になった。ようするに、この記者の頭の中では、「録画は容量でBD。でもROMはなんかHD DVDも優勢っぽい。BDで統一できればいいのにめんどくさいな」といった思考が働いているのではないかと想像される。
先日、よくチェックしている忍之閻魔帳のところで、主観と客観の話があり、「世の中の記事はすべて主観」というコメントをあげていた。たしかに、マスコミでもブログでも、書いているのは一個人だから、主観ではあるだろうし、忍さんの意見は間違っていないとは思うのだが、マスコミの場合は、やはりブログとは違う意味合いを持っていると思う。ある意味、報道=世論とされてしまう感じがあるからだ。自分はITMediaインプレスMYCOMの記事をよく見ているが、とくにITMediaは一記者、一個人の主観がそのまま公開されてしまう度合いが高いように思う。マスコミがこれをやってしまうと、いわゆる世論誘導、アジテーションが起きてしまうのが怖い。
今回の質問の仕方もそうだが、本人は消費者の気持ちを率直に代弁しているつもりでも、意外と偏見や固執点があったりする。ITMediaにはもうちょっと記者の質を高めるべくしっかりした教育をしてもらいたいものだ。