MpegCraft2DVD

先日、カノープスMpegCraft2DVDアップデート版買ってきました。そろそろ、今季録画したアニメなどをDVDに焼こうかと。MovieWriter3でAC3にしたときに発生した音ずれの問題から、MPEGオーディオでいいならMpegCraftで焼いてしまった方が楽かな…と思ったわけで。

しかし、買ってきて使っては見たが、正直期待はずれなところが多数。

  • オーバーレイ表示が不安定。このソフトは動画プレビュー時に強制オーバーレイ適用となるが、このオーバーレイ適用時に画像が変になることが。画面がぐちゃぐちゃになってしまう。MpegCraftDVDではそんなことはなかったのにな。こうなると、再起動するまでプレビューできません。不便。
  • DVD作成機能が使えなすぎ。今回重視していた機能で、ファイル編集時のカット位置をチャプター位置としてDVD作成の方へ引き継ぎたい、という意志があったのだが、この使い勝手がいまいち。まず、動画一つ一つについてプロジェクトを作成しておかないといけない。一つのプロジェクトに複数動画をつっこんでしまうと、全部の動画をまとめて一つのストリームにしてしまう。これが面倒。また、DVDのメニュー画面がいまいちすぎる。サムネイルは小さいまま大きさが固定、このため画面がすかすか。そのわりに、タイトルなどを入力する部分は、横幅が妙にせまいくせに、改行もうけつけない。MovieWriterで慣れた感覚からすると、あまりに不便だ。
  • 動画再生中、ファイル情報表示のせいか、しょっちゅう音声がブツブツとぎれる。
  • ファイル情報の文字が、ファイル出力のダイアログにかかったりする。

…正直、ベータ版?というレベル。とてもバージョンアップを重ねてきたソフトとは思えない。忠恵さえ、バージョンアップが頻繁で、そのたびに3000円取るというせこいソフトなのに、この完成度ではなけてくる。

とりあえず、現時点で良いと思えるのは、バッチ処理と、ファイル出力完了時に音声がなるようになったことぐらい。早々にアップデートされないようなら、MpegCraftDVDに戻るかも。