女子レスリング、金2つ、銀1、銅1

メダルラッシュが期待された女子レスリング。金4つとは行かなかったが、なんとか金2つ。そのほかの選手もメダルを確保した。正直、浜口京子が準決勝で負けたときは本当にがっかり。帰宅してVTR見ても、なんかぐだぐだでよく分からない試合。あれ、絶対時間切れになったとき延長だと思ってたよなぁ。こんな大事な場面で、得点表示をミスし、それを長い間気づかないなんて…、ありえない。結果は覆らないのだけど、このミスのせいで勝負が台無しになったように思う。伊調姉も、延長戦最初にちょっと不可解な裁定。ルールのわかりにくさも加わって、見ている分にも納得がいかない試合だった。
その後の吉田は楽勝。試合後も涙はなく、バク転やコーチをかつぐなど、パフォーマンスもよくできていた。伊調妹の方は、逆に最後まで苦しい展開。しかし、最後にタックルからバックを取って勝利。試合直後は笑顔だったものの、両親の顔を見てからはずっと涙。本当にずっと泣き続けていて、こうしたのもめずらしい。
そして、最後は浜口。あまりにもショックな準決勝だったが、長いインターバルで、しっかりと気持ちを立て直してくるあたりはさすがベテラン。3位決定戦は楽勝で銅メダル。表彰式、目を蒼く腫らしながら、悔しくて泣きそうになりながらも、必死で笑顔を作る姿がとても印象的だった。浜口には、かなり感情移入していただけに、残念だったが、最後笑顔を見せてくれてよかった。