先週の新選組!

PCのトラブルのため、すっかり遅れていた先週の新選組の感想。

しょっぱな芹沢鴨をなんとかしろというお達しが。土方歳三の「それは…会津様のお考えととって、よろしいのですね?」というときの表情がこえー。さて肝心の鴨は控えめに諭しに来た近藤勇に、「どうにかすればいいじゃねぇか」「困ったことになったなぁ」とまるで他人事。あきらかにまじめな近藤をからかって遊んでるなぁ。その横で同様に笑う新見錦だったが、責任問題で鴨に「お前腹切れ」と言われると、実に複雑な表情。うーん、演技が絶妙だ。新見切腹燃えよ剣の一節で知ってしまっていたので、その複線がこれか。切れ者だったので、ぜひ残ってほしかったのだが…。
で、それですごすご帰ってきた近藤に、土方ついに切れる。自信がないためただ鴨が必要と言う近藤に「だめだこりゃ」といかりや長介状態にw。
さて、そうこうしているうちに、歴史が動きはじめる。八月十八日の政変。もちろん自分はよく知らないw。でも、これのために鴨の話がいったんお流れになっている。で、自分たちも何かしようとする近藤達。謹慎中の新見に、出かけている鴨たちを呼び戻すよう頼むが、なんと場所を聞いていないという。うーん、いったい鴨と新見の間に何があったのか。新見が心の中では鴨を軽んじていることを見抜いているのかなぁ。
で、新選組は結局今回も軽視され、お花畑の警護。結局お花畑の説明がなかったけど、具体的になんだったのだろう?実際花は咲いてなかったようだが…。薩摩、会津公には気に入られていたのに、なんでこうなるかなぁ。特に松平容保とはかなりラブラブだしw。
スタンバイする新選組メンバー一同。桂小五郎を追い出せることにデビルな笑いを浮かべる土方。そしてうながされてびみょ〜〜〜な笑い方する山南w。
でその後、薩摩の真意を怪しむ山南。それを受けてすぐに解説する新見。うーむ、やっぱ新見かっこいいなぁ。で、めずらしく話についていけず「はぁ?」とか言ってる土方もいいw。しかし、それにしても色違いの鉢巻はかっこ悪すぎだなぁ。非現実的に見える。
いよいよ事態は動き始める。番組至上最多の武装した兵士登場。わらわらと出てきて緊迫感が。だが、桂はあえて戦いを挑まず、引くことを選ぶ。熱血久坂との対比がいい。
そうこうしているうちに、鴨と沖田総司が帰還。そして、陣営での沖田、斉藤一の人切り論議が秀逸だ。斉藤の、はしゃいでいたからたしなめられたという言葉に、沖田は、悔やめばいいのかと反論。それに対する斉藤の一言。
「お前は飯を食うたびにいちいち何かを感じているのか?」
こ、こえ〜〜〜。やはり人を切りなれている人間は違うなぁ。
そして八木ひで登場。またアプローチかけるが沖田きづかず。人の気持ちのわからない沖田に、とうとうひでが切れる。しかし意味のわからない沖田。うーん、まだまだ子供だ。でも、これが鴨を切ることへの複線になるのか?
さてさてじっと待ち続ける新選組一同。鎧の痒さにもひるまない近藤さすが。しかし、鴨はあっさり痺れを切らして出陣してしまう。やっぱり、存在感が違うなぁ。結局出陣してしまう一向。しかし、門のところで兵士に門前払いをされてしまう。ここでさらに存在感を示すのが鴨。見事な啖呵で相手を威圧するとあっさりと中に。こうやって存在感を示す書き方をしてくれるとうれしいねぇ。
結局何もしないうちに事態は終了。蚊帳の外に置かれていることに我慢ならなくなった土方がついに腹を決める。「よろこんで修羅の道に踏み込んでやる。」と。それを鋭い目線で見つめる山南。うーん、この時点では本当にツートップだよなぁ。燃えよ剣のインテリで嫌な山南とは大違いだ。さらに雨にぬれてアップになる斉藤がかっこいい。
雨でいったん屋根のあるところへ引く鴨。そこへちょうど会津公が登場。鴨は出遅れる。このあたりがこの先を暗示していていい。
さて、次回はいよいよ切腹へ。芹沢鴨編がクライマックスへと。