少女漫画感想

GW中ひまだったので、少女漫画を読んでみた。最近マリア様がみてるにはまっていることもあり、それ以外にもこの前読んだ「赤ちゃんと僕」が面白かったため、少女漫画に興味が出たからだ。以下連休中に読んだマンガの感想。

動物のお医者さん
学生のころ、周りで騒がれていたが特に読むことはなかったマンガ。少女漫画らしく、人間キャラの絵柄はちょっときらきらしているが、動物の描写がかわいらしい。チョビとかミケとかがボソッとしゃべるところがよりいっそう動物たちへの愛着が湧く。ハムテルと二階堂がべったりだが、安易にボーイズラブに発展しているわけでもないし、ヒロインであるはずの菱沼がまたぶっ飛んでいる。普遍的に人気が出たのがわかる作品だった。

「未来のうてな」
出だしの子供(全)がかわいかったので読んでみたが、うーん、途中からあんまり合わなかったなぁ。どうも主人公といい男性キャラに感情移入できなかった。途中のファンタジー要素もややこしいだけで特に面白くないし。設定が中途半端に浮いていた感じ。特に、後半主人公の髪の毛が伸びてからは面白くなかった。最初のころのラブコメはまあおもしろかったんだけどねぇ。「ぼくの地球を守って」という有名なマンガを前に書いていたらしいが、この話より暗い話らしいので、多分読まないだろうなぁ。絵はうまくて好きなんだけど。

こどものおもちゃ
学生の頃、アニメでやっていたような気がしたが、子供向けだと思って全然注目してなかった。読んでみるとなかなかおもしろい。ただ、最初の小学校編はおもしろいのだが、中学入ってからは単なる恋愛ものになってしまって残念かな。主人公の飛んだ性格もどんどんまるくなっちゃうし、明るかった雰囲気もどんどん恋愛関係やすれ違いなどで暗くなってくる。羽山が自暴自棄になったり、紗南が人形病になったりと、後半は「らしくない」ところばっかりに焦点が行っている。まあ、それでもどきどきしながら読めるので、話としてはおもしろいのだけどね。