イラク人質事件

なんか、被害者の家族が出てきて、いまいち腑に落ちないことが。もともと自衛隊反対だった人たちが、ここぞとばかりに自衛隊撤退を求めて声を大きくする。あんたら、本当に人質のことを考えて主張しているのかと。ただ単に自分たちの意見を主張するのにいい材料ができたと思っているんじゃないのかと。
これは、9.11を自分の武力介入の道具として使ったブッシュと同じように感じ、気分が非常に悪い。現状の日本とアメリカの関係、自衛隊が派遣された背景、実際に行っている行動を考えれば、即時撤退など出来るわけもないことは事実。その状態で無責任に即時撤退を叫んでいるのは勘弁してほしい。
そもそも、危険なところにNGOなども経由せず独自に被害者は出かけた訳で、正直なところ自業自得なところもある。2ちゃんとかでは自作説も。まあ自分もちらっとそれは思いついたが、さすがに不謹慎だから考えを改めている。とはいえ、CD-RにVideoCD形式にして焼いて渡す、というのはかなりコンピュータに詳しい犯人だよなぁ、とは思っているが。でも、逆に自作自演だったらどんなに平和的かと期待もしてしまう。少なくとも人質の方々の命は助かるわけだから。