ITmedia Games:ゲーム脳、言われているのは日本だけ

ゲーム脳についての反論記事。実に分かりやすいですね。まあ、ゲーム脳の理論には普通に考えても無茶なところがあると。
実際、学歴の高い人と接すれば分かりますけど、彼らにはゲーマーも多いですし、非常にうまいゲーマーもいます。ゲーム、とくにシミュレーションゲームとか、アクションゲームとか、正直バカではできない代物です。それなりに思考力、瞬発力、判断力がいります。こうした能力に優れている人はゲームにも優れていますよね。逆に、そういったものがない人は、一本筋のRPGとかをプレイしているわけです。
だから、ゲームしているとバカになるというのは非常にばかげた話。ゲームしていて学校の成績が下がるのは、単に自己管理できてないだけ。ゲームはゲーム、勉強は勉強と割り切って時間を使えれば、問題はありません。現実的には、それができない子供が多いから問題なのであって、それはゲーム脳とは関係ありませんよね。
今結構売れている「脳を鍛えるDSトレーニング」のように、キャラクター性、ストーリー性を切り離してしまえば、ゲームソフトというのは実にクリエイティブで頭を使う、人間のためになるアイテムだと思います。この記事にあるよう、また任天堂の最近の取り組みにあるよう、もっとゲーム機器の有効性を世の中にアピールしていく必要があるかもしれませんね。