SCEI、韓国発売のPSPにブラウザソフト同梱。公衆無線LANとの連携も

ワイプアウトのブラウザ機能で注目を集めている中、今度は公式のWebブラウザの情報です。しかし、それはなんと韓国から。前に噂では聞いていましたが、本当にやってくるとは。
たしかに、韓国は公衆の場でのネットの普及率が高く、ネットカフェなど家の外でネットを楽しむ文化が根付いています。PSPをつかってわざわざ家の中でWebを見る人も少ないでしょうから、あくまでホットスポットを対象としてビジネスをしようと考えたのでしょう。だから、韓国からこの方法を始める、というのは間違ってはいないと思います。
ただ…、やはり我々は日本人な訳です。日本人として、日本企業ソニーを長年崇拝してきた過去があるわけです。その日本人を差し置いて、「セルコンテンツはやはりアメリカだろ」ということでアメリカではスパイダーマン2UMDを無料添付、「Webブラウザはやっぱり韓国かな」ということでWebブラウザを無料で同梱…。こうした、あくまでもビジネスライクなソニーの態度に、日本国民はどう感じているでしょうか?日本人は、多宗教国家ということもあり、ナショナリズムの高くない国ではありますが、こう日本をないがしろにされると、正直気分がよくないのでは無いでしょうか。
(日本でいち早く発売したじゃないか、という意見もありそうですが、どっちかというと日本の先行発売はβテス(ry )
日本では、ニンテンドーDSが多少新色とかnintendogsで話題をだしていますけど、既に昨年末の携帯ゲーム機フィーバーはさめてしまいました。E3に向けて、一気に次世代機へのと話題が移りつつあります。
ソニーも、経営状態が悪く必死なのは分かりますが、なりふり構わない必死さが表に出すぎているのは、正直あまりかっこよくないです。ブランドイメージで売ってきた企業なのですから、こうしたピンチのときこそ、しっかりとイメージ戦略をとるべきじゃないんでしょうかね?まずは母体のある日本で、しっかりとした、地に足のついた戦略で消費者の関心を集めて欲しい物です。