BSアニメ夜話 エヴァンゲリオン

一斉を風靡したエヴァンゲリオン。その中心メンバーにみやむーこと宮村優子も交えてアニメ夜話にて。そもそも、視界の岡田斗司夫
まず、内容だが…なんかやばい言葉のオンパレードだったんですけどw。特に滝本竜彦がやばすぎ、電波すぎ。「ぶっ殺す」「死ねばいい」とか、とてもNHKとは思えないほどやばい発言だらけ。
一方で、宮村優子もかなりぶっちゃげてる。「気持ち悪い」という最後の台詞の誕生秘話におけるオナニー発言とか。舞台裏の暴露話でも、あんまり庵野監督にいい印象持ってないみたいね。
番組の内容としては、やはり身内での番組だっただけに、純文学性とかをのべて、エヴァンゲリオンの弁護に回った感じがするつくり。
自分としては、一応地上波は全部見たんですけど、途中からの手抜きっぽい感じとかがついて行けなくなった人間なので、エヴァンゲリオン自体は微妙ですねぇ。結局映画版とかも雑誌でダイジェストを見て「何だこりゃ」というのを思ったぐらいでしたし。
始まった当初のOPにはどぎも抜かれましたけど。歌も非常に印象的で、映像も今見てもかっこよすぎる。それに、エヴァンゲリオンに出てくるキャラとか、アニメーションテクニック自体は非常にすばらしいし、センスがあるものでした。だが、やはり自分は単純なエンターテイメントを求めていたので、エヴァの後半は受け付けなかったですね。ネガティブオンパレード+手抜き(センスはある)アニメーションとか、見ていて気が滅入って来ましたし。

でも、さいごに岡田さんがしめていて言葉が印象的でした。

「なによりも、エヴァはおもしろいアニメであるということが中心なので、そろそろもう10年たったし、エヴァはこの『文学性』から解放させてあげてもいいんじゃないかな、って、ちょっと思いました。」

この点は、同意ですね。自分もエヴァの同人作品とか見るのは好きですし。まほろまてぃっくとか、庵野監督のエンターテナーとしての才能がすばらしいことも分かっています。エヴァもその文学性をのぞけば非常に単純におもしろい作品ですし。もう一度、軽い気持ちで楽しむのもいいのかもしれませんね。