任天堂、GBA SP用動画アダプタ「プレイやん」の予約開始

脱力ネーミングで注目だったプレイやん(仮)が、正式名称となっていよいよ予約開始です。iPod shuffleもあって、お手軽MP3プレイヤーとしての価値は著しく低下してしまった訳ですが、デジタルガジェットとしてはおもしろそうです。
注目の変換ソフトですが、「MediaStage Ver.4.2 for Nintendo」なるものがついています。これは従来から発売されているMediaStage Premium Editionのカスタム版という感じみたいです。特に、GBASPの解像度に合わせて、240x176の大きさでの変換が追加されているのが注目。画質と圧縮効率のバランスを考えた場合、この解像度がベストでしょう。値段も、ソフトなしで5000円、ソフト付きで6000円と言うことですから、ソフトも一緒に買っておいた方が良いように思います。
とはいえ、問題もあり。MediaStageは基本的にMPEG-2の動画ファイルの変換が中心です。そのため、世の中に多くあるDivXの動画は(おそらく)変換できません。もしかしたら、このバージョンで改善されている可能性が無くもないですが、これまでの流れだと無理なような気がします。

それ以外のASF動画作成については、以下の二つのページが詳しいです。

【*「V602SH/V601SH」 ASF(SD-Video)&3GPP携帯動画変換. (by回線問屋)】
http://www.kaisentonya.or.tv/asf_3gpp_convert/
V601SH (゜∀゜) vodafone v6 series by sharp / 動画
http://sh04.hp.infoseek.co.jp/V601SH/douga.html

カノープスのX-TranscoderはDivXの動画も変換できるので、結構おすすめ。使っているエンコーダも、松下が「MediaArtist」がOEM提供しているソフトを使っているので、画質的にはMediaStageと大差ないだろうし。あと、最近のバージョンではフィルタ設定もでき、あらかじめデインタレース処理をしてから変換することができるのもよい。これで、自分のPC(Pen4 1.8GHz)でほぼ実時間変換できるので。惜しむらくは、解像度がQVGAとQCIFのみで、240x176が選べないところか。
基本的にはカノープスのキャプチャカード用のソフトだが、単体でも「XPackPulsKit」を買えば使うことができる。インストール時には、上の回線問屋さんのサイトによると、セットアップ時にある工夫をすれば、キャプチャカードなしでもインストールできるようですし。3000円強するのが問題かもしれないが。
とりあえず、そこまでしてNDSで動画をみたいか、という気がしないでもないですが、目新しい物好きは試してみてもいいのではないでしょうか。