ALI

以前、テレビで井筒監督が絶賛していたので、TSUTAYAで借りてみることに。
感想としては、うーん、普通のドキュメント映画みたい。実在の人だしまだ生きている人だからしょうがないのかもしれないけど、あまり劇的さはなかった。徴兵を断るところとか、現在のイラク問題とちょっとオーバーラップしてきてリアリティがあったけど。
でも、モハメド・アリって、たしかパンチドランカーになっちゃって、いまでも後遺症で苦しんでるんだよねぇ。前に猪木の試合で花束私に来たときも手がぶるぶる震えていたし。それを考えると見ていて切なかった。
あと、映画の最後でアリはジョージ・フォアマンと対戦。たしかフォアマンって、このあと40ぐらいになってからももう一度ヘビー級とったんだよね。タイソンの次の次ぐらいに。餓狼伝説のキャラのモデルにもなっていたような気がする。
また、南アフリカの試合の前に、民衆が「アリ・ボンバイエ!」のコール。ボンバイエって、「やつを倒せ」って意味なのね。猪木はこれをまねていたのか。トリビアだった。