ソニーがPS4向けVR HMD「Project Morpheus」発表
世界的に600万台を販売し今世代の据え置きゲーム機市場をリードするPS4。
一方、日本では2週目以降に失速し先週も3万台を割る販売で浮上のきっかけはなかなかつかめていません。
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そんなPS4向けに、現在開催中のGDC2014にて面白い発表がありました。それは、PS4向けのVRヘッドマウントディスプレイです。
ソニー『Project Morpheus』発表、プレイステーション4対応の没入型VRヘッドセット - Engadget Japanese
前から噂は出ていましたが、思ったよりも丸っこい、かわいいデザインで出てきましたね。ちょっとAIBOを思い出してしまいました。技術的には先行のOculus Riftの後追いのような感じですね。ヘッドトラッキングについてはPSカメラでマーカーを認識する形。画像認識なので比較的安価に提供できそうですね。後はジャイロや横方向の視野もあるディスプレイ等。アプローチ的にはWiiリモコンに対してPSMoveを出してきたのとおなじ感じがします。
実際販売するときにいくらになるか、そしてどの程度キラーソフトを用意できるかが鍵でしょうね。値段は3万程度には抑えてもらわないと、「ゲーム周辺機器」としては厳しいところがあると思います。カメラも実売で5000円以上するわけですし、PS4の本体自体も4万とかするわけなんで。
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2014/02/22
- メディア: Video Game
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価格や未来感的なところでもAIBOとだぶるところはありますね。商売としてなりたつのか、と。どっちかというとデモとか中心の広告商品にしか鳴らない気もします。今週末にAnimeJapanにてHMZを使ったアイマスのARデモがちょうどあるのですが、こういう「金を出すときはとことん出すオタク向け」にピンポイントで攻めたほうがいい気もしますね。
AnimeJapan 2014 | コミュニティ | ヘッドマウントディスプレイ “Personal 3D Viewer” | ソニー
ともあれ、個人的にはこの手のヒューマンインタフェース拡張、VR、ARの分野ネタは大好きです。任天堂に惹かれたのもDSのタッチペンでのゲーム体験、Wiiでのリモコンでのゲーム体験など「今まで味わったことのない新しい体験・驚き」に惹かれて、でしたし。Kinectとかも好きですね。最近の任天堂はこの手のギミック方面の驚き、新鮮味がないのが残念なところです。WiiUも3DSも枯れてない技術載せただけみたいになってしまってましたし。ソニーのこのHMDについては商売的には正直どうかと思うのですが、「展示会とかでぜひ触ってみたい」と思えるネタではありますね。日本だと秋の東京ゲームショウかCEATECあたりでのお披露目ですかね。長蛇の列が予想されますが、是非体験してみたいものです。