Nintendo Direct 2014.2.14開催〜発表済みタイトル中心に最新映像紹介

昨日告知され、今日の朝7時から開催されたNintendo Direct。自分は昨晩は結局5時近くまでフィギュア男子を見ていてものの見事に寝坊、後でタイムシフトでニコ生を視聴しました。

Nintendo Direct 2014.2.14 - 2014/02/14 07:00開始 - ニコニコ生放送

内容としては、すでに発表済みのタイトルが中心で、その最新映像を紹介という感じでしたね。特に朝7時になったから何、ということもなく普通のダイレクトでした。バレンタインデーということに絡めた内容も無し。以下、内容について個人的な感想を述べてみたいと思います。

スマブラ新規参戦、逆裁新プロジェクト、遅いFPSなど

スマブラパンチアウトリトルマックが参戦。さすがに参戦ネタもひっぱりすぎでは。ペルソナQはたしかにペルソナ&世界樹という感じでしたね。ヒーローバンクは名護氏のソフトで詐欺まがいの借金背負ってってのがなんか笑える設定でした。MH4Gの足あとは、それを見せられてどうしろと?としか。MH4でさらに特別デザインのモデル。これもうーんというかんじですね。MH4だけで何種類本体出すのやら。どこのPSPだよと。逆転裁判123は、スマホの高解像度版の方がいいのではという気も。1500円とかだし。ドラマCDは気になるのでそっちを単品売りしてほしいというか。その後の巧舟逆裁新プロジェクトは惹かれましたけどね。新キャラで4のリベンジなのか、はたまた逆転刑事とかなのか。ガールズモードの追加DLCマリオゴルフヨッシーアイランド、この辺もまあそんなものかなぁ、と。

続いてスチールダイバーのFPS版。これは新作。あえて「遅いFPS」というところに個性を出しているようです。動きを読んで魚雷打つとか。果たして爽快感とかあるんですかね?体験版を無料配布、アンロックで完全版というXBLAとかでお馴染みの売り方っぽいです。ポケモンバトルトローゼは「さめがめ」系のパズルでDS版も出ていましたが、それをさらに今流行のパズドラ風に攻撃要素を入れてアレンジした感じですかね。キャラの顔だけというのがちょっとシュールな印象でした。

3DSにもニコニコ〜「スレマ」なる機能も

次のニコニコについては、ついに3DSにも来たか、と。解像度が圧倒的に足りないので、YouTubeと同様大人でスマホタブレット、PC使える人には無用な感じはしますね。コメントの3D表示とかは、たしかに相性はよさそうかも。すれちがいマーケティング、略して「スレマ」。またドワンゴが「ステマ」を茶化すような企画持ってきた感じですね。下品で非常に不快です。それを仕方ないとはいえ岩田社長が紹介してしまうのもがっかり。すれちがい要素とか、頑張って歩いた分がランキング反映とかその辺はおもしろそうなんですけどね。ネーミングがひどい。無料アプリですが、ニンテンドーネットワークIDを3DSに登録しないとダウンロード出来ないんですよね。未だWiiUのNNIDを3DSに紐付けするのをためらっているので、どうしようかと。なんで無料アプリのダウンロードにNNIDが必須なのかがよくわかりません。DLコードでの有料ソフトはNNIDなしでも行けるだけに。体験版や無料ソフトを軸にNNIDの普及を狙っているってことなんですかね。

WiiUではGBA VCや新パッケージなど

その後WiiUのタイトル。JustDanceWiiUはまた日本向けにアレンジされた内容。パッケージ版しか利用許諾がおりなかったのでDL版無し、というのがちょっと新鮮でした。ライセンス料が個別だったりしたんですかね。ファミコンリミックス2は「え、もう?」という感じ。2つをあわせてパッケージ版も用意されているので、さいしょからその予定だったんでしょうね。その後GBAのVC。WiiUGBAっていうのも、どうなんですかね。TVでやってもGamePadでやってもちょっと画面粗すぎな気もするんですが。3DSじゃだめなんでしょうか?アンバサダーで配った時に、そこで配ったソフトは3DSでは出さないと言い切ってしまったのが縛りになっているのか。

それに続いてソニックのカーレーシング。5月ミドルの発売なんですがマリカ8も5月末の発売が発表されていたので、なんでこんなかぶる時期に発売しているんだ?とも。セガ任天堂にぶつけてきたのか、たまたまなのか。後は新しいWiiUのパック版。今度はWii Sports Club。リモコン付きで3万円、白色のみとちょっと安くなったけどお得度は減った感じのパッケージですかね。これに合わせてお得な方のファミリーパックはまもなく終了とのこと。

モノリス新作とベヨネッタ2の最新映像も

最後はゲーマーから期待されている2作品の最新映像。モノリス最新作は実際のバトルシーン。ゼノブレイドをやっていない自分には、正直凡庸なSF風JRPGにしか見えませんでしたね。声優がしゃべりすぎで、リアル気味なCGとは浮いており、その辺もありがちな感じがしたというか。はたから見る分にはPSO2っぽいというか。もっとも、ニコ生のコメント見ていると、ゼノブレイドやっている人には分かる映像だったようですが。ゼノブレイドの戦闘システムを引き継いでるようですし。コアなゼノブレイドファン向けですかね。

ベヨネッタ2は結構長い映像。ゲームプレイ画面などもいろいろ出されていました。でも、これもやはりそういうゲームだよなぁ、ぐらいの印象しか。どっちも、当たり前といえば当たり前なんですが既存ゲームの延長で、特に目新しさも感じませんでした。こちらもファン向けって感じですかね。どちらのファンでもない自分としては、このためだけにハードを買うのはファンもちょっと大変そうかな、という感じもしますが、ファンにとってはどうってことないでしょうかね。もっと両方任天堂販売なので何を言っても仕方ないことですけど。モノリス新作は前作から既にWiiですしね。

目新しさはないダイレクト〜勝負は商戦期か

以上ざっと触れてきましたが、全般的に最近のダイレクト同様これまで発表してあるタイトルの最新情報が中心だった感じですかね。朝7時から、「子供向けで商機」みたいな話が出ていたのでそっち関係でもう少し大きな発表でもあるかと思いましたが、特にそんなこともありませんでした。いちおう散々情報出してるWiiUのソフトも2014年中の発売予定にはなっています。この年末商戦に合わせてくる感じでしょうか。逆に言うと、これらが出てからの次のタイトルがどの程度しこまれているか気になるところです。

ニコ生のアンケート結果ではとても良かったは49.4%と過半数割れ。良かったも26.0%で、合わせても75.4%という数字。比較的ニコ生は8割9割という数字が出ることが多いだけに、低い印象を受けましたね。まあ、散々ソフト不足などの不満が述べられている中で、各種最新情報・映像だけでは大きく現状打開にはつながらないでしょうが。

元々この時期は閑散期ですし、ある意味これが今の任天堂のポジションとしては安定していると言えるかもしれません。まずは5月末のマリカ8、ここでどれだけ盛り上がれるかですか、でしょうか。それまではこの感じで淡々とつないでいく感じかなと思いました。大勝負は今年の年末商戦、ですかね。