「Wii Fit Uを通じたダイエット」成果レポート〜フィットメーター発売から3ヶ月で体重約6kg減を達成

先日健康関係の新事業参入を発表した任天堂。その任天堂関連の健康関連の既存のものといえば、何と言っても世界的にヒットしたWiiFitが挙げられます。

Wiiフィット (「バランスWiiボード」同梱) Wiiフィット プラス (バランスWiiボードセット) (シロ)

自分もWiiFitでは半年のダイエットで大きな成果を得ることができました。もう6年ぐらい前の話になるんですね。

「Wii Fitを通じたダイエット」成果レポート 〜 発売から半年で体重約15kg減を達成 - わぱのつれづれ日記

そのWiiU版はすでに10/31から「キャンペーン版」として無料で配信され、2500円のフィットメーターを買えばフル機能版になるというキャンペーンが1/31まで開催。それを同梱した特別パッケージなども数量限定で発売されています。
フィットメーター(ミドリ) Wii U すぐに遊べるファミリープレミアムセット+Wii Fit U(シロ)(バランスWiiボード非同梱) 【メーカー生産終了】 Wii U すぐに遊べるファミリープレミアムセット+Wii Fit U(クロ)(バランスWiiボード非同梱) 【メーカー生産終了】
Wii Fit U 1か月無料先行体験キャンペーン
Wii U すぐに遊べる ファミリープレミアムセット

そして2/1から通常のパッケージ版とダウンロード版の発売が開始。ミドリだけだったフィットメーターもアカとクロが発売となります。
Wii Fit U バランスWiiボード (シロ) + フィットメーター (ミドリ) セット - Wii U Wii Fit U バランスWiiボード (クロ) + フィットメーター (ミドリ) セット - Wii U フィットメーター (アカ) フィットメーター (クロ)

自分はWiiFit愛用者でWiiFitUを待ち望んでいたところもあり、フィットメーターミドリをAmazonで予約購入。ファーストインプレッションは以下のとおり中々の好感触で、10/31からキャンペーン版をずっとプレイしていました。

Wii版ユーザーも満足の出来、手軽な室内フィットネス〜「Wii Fit U」ファーストインプレッション - わぱのつれづれ日記

ちょうど10/31から今日で3ヶ月経過、以前WiiFitを半年使ったときの成果レポートの形に似せた形で、3ヶ月間のトレーニング&ダイエット成果とその内容についてレポートしてみたいと思います。

3ヶ月で約6kg減〜ウェスト6cm減で引き締まった身体に

具体的成果は以下の様な感じです。

期間 :3ヶ月(2013/10/31〜2014/1/30)
体重 :約6kg減
体脂肪率 :約4%減
エス :約7cm減

6年前の半年15kg減の成果に比べると3ヶ月換算では若干及びませんが、中々の成果かなと思います。実際の体重としては6年前のダイエット後の体重から増えてしまっていた分を再度減らして当時ぐらいにした、というところですね。グラフとしては以下の様な感じになります。

大きく見れば順調な右肩下がり。実際は正月のところで大きく増えていて、その後頑張って減らしてペース維持したような感じですが。(なお、実際にはダイエット自体はWiiFitPlusで9月頭から初めており、その頃から比べると9kg減ぐらいです。)

ダイエット方法〜WiiFitU・ランニング・食事の組み合わせ

ダイエットの方法ですが、今回の軸となるものは以下のとおりです。

  • 毎日3〜4kmフィットメーターつけてランニング
  • WiiFitUで毎日体重計測、腕立てと腹筋+α
  • 週末に半日ほどジムで筋トレ、スタジオプログラム、水泳
  • 朝食代わりにプロテイン(ランニング後も)
  • 間食・夜食はなくす。昼食・夕食は普通で。

基本的には6年前の時と大きくは変わりません。体重を毎日計る「計るだけダイエット」に、間食・夜食減らし。前回と違うのは、運動のところをWiiFitの「ながらジョギング」ではなく、フィットメーターをつけた「リアルランニング」に変えたこと。それから、週末にジムに行くようになったことですね。つまり、リアル運動増やしました。

また、前はカロリーを抑えた「レコーディングダイエット」もやっていましたが、これは筋肉が落ちたり大きな風邪を引いてしまって体力が落ちていたので、今回はなしに。朝食だけウィダーインゼリーから同カロリー程度のプロテイン+野菜ジュースに変更しました。昼食と夜食は大盛りでなく普通盛りで、主催副菜汁物というバランスの良い形に。

レーニングとしてはまず日が変わる前ぐらいに20分ほどランニング、その後WiiUで計測後に筋トレという流れです。以下、ちょっと長文になってしまいますがランニングから順に詳しく紹介してみたいと思います。

ランニング〜フィットメーターで消費カロリー・距離・高さを一気に獲得

まず、今回のダイエットの軸になるランニング。WiiFitの頃はこうしたリアルの運動をしてもWiiFit側には反映されず、運動時間で大雑把に入れるしか無かったのですが、今回のWiiFitUではフィットメーターがあるため外での運動がダイレクトにWiiFitUのグラフに反映されるのが非常に楽しいです。フィットメーター関連の話は社長が訊くが詳しいですね。

Wii U|社長が訊く「フィットメーター」|Nintendo

ランニングを始めた最初の頃は週に1,2回ぐらい3km前後家の周りを走る、程度でしたがWiiFitU購入後はほぼ毎日走るようになり、距離も徐々に伸ばして今は4kmぐらい走っている感じです。ペースは最初の頃は1km6分前後でしたが今は5分前半ぐらい。かなり全力で5分を切るぐらい、というところです。フィットメーターでの消費カロリーは自分の場合だと大体1kmで60kcalほど。4km走ると240kcal前後は稼げます。平日の日常生活では大体自分は400〜500kcalを消費するので、その半分ぐらいをランニングで一気に追加できる感じですね。高低差も合計60mぐらいあるので、毎回上りだけで30mぐらい稼げている形。WiiFitUではこの距離や上り運動分で各種マラソンや山登りなどがゲーム内でできる「フィットメーターチャレンジ」というのがあり、これもモチベーションの一つとなります。消費カロリーについても、WiiFitUで過去一週間分の消費カロリーと目標体重との差から「目標消費カロリー」を設定してくれ、それをこなすのにランニングは効率的。同じ20分走るのでも、ながらジョギングだと100kcalぐらいしか減りませんが、リアルランニングの方はフィットメーターで200kcal超えますからね。

なお、ランニング時にはiPhoneを手に持ち、無線のBluetoothヘッドホンをつけながら走っています。iPhoneではランニング時のGPSラッキングアプリとしていくつか出ているのですが、自分は以下の2つのアプリを同時に立ち上げて利用しています。

Runtastic GPS ランニング&ウォーキング
Nike+ Running

Runtasticを最初に使い始め、途中からNike+も使い始めた形です。Niki+の方がクールですし無料でサウンドプレイヤーがついているのでこっちをメイン扱いにしていますが、Runtasticの方が走った時のGPSデータや高低差情報など各種データがわかりやすいところもあり、継続利用しています。音楽を聞く頻度も増えた感じですね。

結構寒い時期でしたが、走り終わる頃には汗だく状態。iPhoneを持つ手の方は手袋をつけていました。靴は当初はアウトドア用のスニーカーを流用していたのですが、結構走っているところが高低差がある関係で膝が良く痛くなってしまいました。そこで昨年末ぐらいに定価1万ぐらいのランニングシューズを購入。軽くクッション性がよくなったので、1kmあたりの時間も靴替えてから30秒近く速くなった感じです。それでも結構膝には来ますけどね。これを解消するには筋トレが必要なようです。

WiiFitUでの計測・トレーニン

ランニングの後は、WiiFitUでまず体重やバランス年齢を計測し、その後筋トレなどのトレーニングをしています。本当は運動の効果としては筋トレの後に有酸素運動の方がよいようです。ただランニングは比較的やることがしっかり決まっているのと毎日継続ボーナスみたいなのがNike+であるので、そちらをまず20分くらいでこなしてから筋トレなどを余裕を見て実施している感じです。

レーニングについては基本は上半身強化と腹筋強化のため、腕立て横バランス20回とジャックナイフ30回を実行、時間や体力あればそこにさらにスクワットとかをつけたり、適当なバランスゲームを付ける感じです。ランニングの後の休憩もいれて、大体毎日1時間ぐらい運動している感じですね。雨の日なんかは外で走るのがつらいので、以前同様「ながらジョギング」でカロリー消費。この辺もWiiFitUのいいところでしょうか。

プロテインでタンパク質補給

運動の後は、今回のダイエットではプロテインを飲むようにしています。6年前のダイエットで食べたもののカロリーや栄養素を記録する「レコーディングダイエット」をした際、カロリー減らしてタンパク質を必要量取るのが非常に困難だったんですよね。それこそ蒸鶏とかばかり食べないといけない、みたいな。タンパク質が不足して筋力が落ちると、結果的に基礎代謝が落ちて「太りやすい体質」になってしまうところがあったので、今回はプロテインを利用することにしました。親に話したら何かドーピングや怪しい健康食品と勘違いされてしまったのがアレでしたが。

自分が今利用しているのはザバスの「ウェイトダウン」というソイプロテインです。

SAVAS ザバス ウェイトダウン 360g(大豆プロテイン) ザバス(SAVAS) ウェイトダウン ヨーグルト味 1.2 kg

プロテインには牛乳ベースでつくられたホエイプロテインと、大豆ベースでつくられたソイプロテインが主にあります。ホエイプロテインの方が綺麗に溶けて飲みやすく、ソイプロテインは粉っぽさが残るのですが、ダイエット的には吸収が少し遅目で腹持ちがして良いようです。

この辺のプロテイン関連の知識は主に以下のサイトから。

サプリメント|ザバス|株式会社 明治
プロテインマニア

ホエイプロテインのココアのも試してみて確かに飲みやすいですが、味的にはウェイトダウンの方が好みですね。粉っぽさも慣れたというかむしろこっちの方が今はボリューム感を感じるところも。割る飲み物としては低脂肪乳や野菜ジュースがメイン。「味わいカルピス」なんかも結構美味しいです。この辺結構なんにでもあうのがヨーグルト味のいいところかもしれません。

食生活について〜過度な削減はせず

食生活については、冒頭で述べたように今回は意図的にカロリーをガンガン削っていくことはしていません。6年前の時は夕飯もサンドイッチとかにしていたときもありましたからね。あれはちょっとやり過ぎでした。

朝食は上記で述べたプロテインで。カロリー的には160kcal程度でゼリーの時と大差なし。昼や夜は脂質には注意して過度に脂っこいものを毎日取るのは控える、ご飯も大盛りでなく普通もりにする、ぐらいの調整ですかね。お酒とかを飲むとどうしても食べ過ぎてしまうので、そういうときは軽く1kgとか増えちゃいますけどね。正月休みは恐ろしい勢いで増えたので、減らすのがなかなか骨が折れました。もっとも、一時的な食事で増えた分は時間の経過とともに減ってくれるところもあるんですけどね。

間食と夜食は基本的になしに。前回と同様、飲み物はノンカロリーコーラや炭酸水で、お菓子の代わりはガムを噛むという感じですね。WiiFitUやフィットメーターで「消費カロリー」の感覚がついているので、甘いお菓子系はカロリーを見てしまうと「これ消化するのにどれだけ運動しなきゃならないんだ…」とドン引きして自制効果があるのがWiiFitUのいいところでしょうか。

週末にジムでトレーニン

上記は主に平日の生活や運動についてですが、その他週末にジムに行くようにもなりました。最初は筋トレとプールが目的だったのですが、行った時に説明をうけて試しにスタジオプログラムの「グループキック」というのをやってみたら結構楽しくて、ハマる形に。なんかビリーズブートキャンプみたいなやつですね。

他にも「グループパワー」というやつもあって、これもグループで音楽合わせて筋トレをやるもの。

GroupPower グループパワー | BFSグルーパー
Group Power | Club Members | Best Fitness Systems

スタジオプログラムのいいところは、音楽がかかり、インストラクターも適宜励ましてくれながらやれるので集中してできること。これはWiiFitでも一緒ですよね。さらに複数人で一緒にやる分、より「さぼれない」感が高まり、結構あっという間に45分とか60分のトレーニングをこなせてしまうのが気に入っています。

ですので、メインはスタジオプログラムの上記グループパワーやグループキック、これにあとエアロビ系のステップとかのものを追加する感じでやっています。ステップとかのものも、WiiFitUでのふみ台ダンスとかで出てくるステップが実際にあったりしてニヤリとするところも。ある意味WiiFitのトレーニングがリアルフィットネスをよく反映しているのだなぁと再確認させられます。

スタジオプログラムには開始時間が決まっているので、その間の時間とかを使ってマシンによる筋トレ。WiiFitでは、どうしても上半身の筋トレがなかなか出来ないんですよね。腕立てぐらいで。そういう意味ではマシンでのウェイトトレーニングは上半身の引き締めに役立つ感じです。

上記の後はプール。こっちにも音楽にあわせてトレーニングをするプログラムがいろいろ用意されています。これも毎回一つぐらいは参加。手に浮きをつけて抵抗を増した状態で動くとか、いろいろあって楽しいです。その後25mプールで20本ぐらい泳ぎ、500mぐらい泳ぐのが大体のジムでの自分のメニューとなります。

まとめ〜WiiFitU・フィットメーター・リアル運動の組み合わせで健康的にダイエット

以上、現在とりくんでいるダイエットおよび運動について、WiiFitUと絡めて紹介してきました。WiiFitU配信から約3ヶ月で6kg減ということですが、初代WiiFitの時のダイエットと違いリアル運動を増やし、プロテインなどでタンパク質補給もするようにしたので、かなり引き締まった感じにはなってますね。腹筋とかもムキムキというわけにはいかないですが、陰影はそれっぽくなってきたというか。ジムの体組成計で先日測ってみましたが、筋肉量とかも一応「理想的」のカテゴリに入っており、基礎代謝については平均以上。そういう意味では、意図通りのダイエットができている感じです。

長々と書いてきてしましたが、読んで下さった方の中には正直「別にWiiFitUだけのおかげではない」「それだけ運動すればやせるよ」みたいな感想もあるでしょう。たしかに今回はそういう意味ではWiiFitUは補助的な位置づけですね。消費カロリー計算、体重記録、平日の筋トレ、と言った感じで。ただ、フィットメーターでリアル運動をゲームの方へもシームレスに反映できるようになったのは非常に大きいです。「日常生活が無駄にならない」という感覚は非常に重要。また、Miiverseの効果も大きいですね。目標を達成すると参加しているジムの上でキラキラマークがつき、他のプレイヤーから「そうだね!」で祝福がもらえます。中にはコメントをくれる人などもいて、そうした人たちとの一体感というか、相互に励まし合う感じが非常にモチベーションを高く維持させてくれます。また、前回同様グラフが右肩下がりになっていくさまを見るのは楽しいです。(グラフは正直、前までのほうが見やすかった気はしますが。)

なお初代WiiFitでのレポート記事のときも書きましたが、当然トレーニングの効果や減量幅などには個人差がありますので、この記事の結果もあくまで一例です。自分も減量してもう標準体重になっているので、この調子で続けていってもそろそろ下げ止まるところが出てくるでしょう。後は筋力を増やす、落ちないようにするというところにつながってくるのかもしれません。ジムでも過度なダイエットよりも筋力アップを勧められましたし。すっかり習慣になってきたところもあるので、もうしばらく続けてみようかと思っています。

とりあえず、自分はWiiFitUの配信後のトレーニングで岩田社長の言う「QOL」は向上している感じはしますね。ただ、代わりにドラクエXのプレイ時間が削られちゃっていて、ゲームプレイ時間的には減少しているんですが、これもまた「娯楽」と言う意味ではいいんですかね。ともかく、長文になってしまいましたがWiiFitUに興味がある人などにダイエットやトレーニングの参考となれば幸いです。