「黒子のバスケ」脅迫犯逮捕〜脅迫状を投函しようとした際に現場で

だいぶ前から世間を騒がしていた「黒子のバスケ」の脅迫騒動。同人関連のイベントに脅迫状などを送って中止に追い込んだり、最近ではグリコ森永事件を模した様な脅迫でお菓子にニコチンを仕込んだりTSUTAYAなどにも脅迫するなど、行動がエスカレートしていました。

しかし、冬のコミックマーケットを間近に控えた今日、その容疑者がついに逮捕された模様です。

黒子のバスケ脅迫:大阪の男を逮捕 威力業務妨害容疑 - 毎日新聞
黒子のバスケ脅迫:「ごめんなさい。負けました」逮捕時に - 毎日新聞

逮捕されたのは36歳の男性。女性ファンの多い作品なので女性像も予想されていましたが男性だった模様です。実際に脅迫状をだそうとしていたところを逮捕されたようで、脅迫状の現物も保持。他の事件についても認める発言をしているところをみると、かなり犯人としての確度は高い印象がします。

自分は特に黒子のバスケのファンではなく、作品を見たこともないのですが、この事件の犯人には前からずっと腹立たしく思っていました。ある作品に対して、個人の暴力によって全体のファン活動が阻害されるというのはあってはならないと思うんですよね。自分の好きな作品でこういうことがあったら当然頭に来るのは間違いないですし。昨年の冬コミで黒バスのブースがぽっかり空いていたのは特に虚しく、怒りが湧いたものでした。

結局動機がなんだったのかは、これから解明されていくことなのでしょう。また、各企業なども損害賠償請求をしっかりとするべきでしょうね。とにかく、模倣犯などで同じような事態が今後氾濫しないよう、警察などにはしっかりとした対策を期待したいものです。後は、マスコミに「やはりオタクは気持ち悪い」みたいな形のネガティブキャンペーンを張られないことを願います。