レッドソックス、WS制覇!〜最後は上原が三振で締め

日本では楽天と巨人が日本シリーズを行っていますが、それにも増して日本中から注目されているのがMLB。特に、上原の活躍が凄まじく、レッドソックスが王手をかけた今日の試合で、上原でのワールドチャンピオンが期待されていました。そのレッドソックス、打線が好気をものにして大量得点、7回裏二死満塁という厳しい場面では田沢が見事な投球で4番を抑え、9回はいよいよ上原の登場。見事3人でピシャリ、最後は得意のフォークで三振と、完璧な形でワールドチャンピオンに輝きました。

上原V投手!田沢も好救援 Rソックス6年ぶりWシリーズ制覇 ― スポニチ Sponichi Annex 野球

とにかく、ストライクをテンポよくポンポン取っていくのが気持ちよかったですねぇ。最後は残念ながらセーブがつく場面では無かったですが、三振で劇的な締めをするところがにくいところです。最後の親子でのインタビューでもまた息子さんが落ち着いた受け答えで球場爆笑。すっかりボストンの顔となった印象です。

日本でのプロ野球では、日本人同士の対決のため応援するチームの違いで日本全国の人から祝福されることはありません。それに対して、MLBで今回のように日本人選手が一方に偏っているようなケースでは、日本全体での応援、祝福となります。オリンピックやサッカー、WBCなどと同様、こうした一体となって応援、祝福するムードは気持ちいいですね。

田沢も上原も、各々ポストシーズンタイ記録となるホールドとセーブを記録。本当すばらしい活躍でした。お二人にはこの後のパレードでも存分に喜びと祝福を味わって欲しいと思います。そして、酷使された身体をオフはゆっくりと休め、また来年すごい活躍を見せてほしいなと思います。おめでとう!