レッドソックスWS進出〜上原、全球ストライクでシリーズMVPに

今年、大リーグで素晴らしい活躍を続けている上原浩治。自分は巨人ファンでしたので、彼の日本での活躍はよく知っており、特にルーキーの時の20勝は未だに記憶に新しいところです。大リーグでは特にレッドソックスに移籍後の成績がめざましく、その三振の多さと四球の少なさ、遊び球の少なさが見ていて非常に気持いい投手ですね。

レッドソックスはタイガースとワールドシリーズ進出をかけて、アメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ(ACS)を戦っていました。第2戦が特に熱かったですね。4点ビハインドの8回裏に、ビッグパピーことオルティーズが起死回生の同点満塁HR。そして次の回に上原が登場して3人でピシャリ。完全に流れがレッドソックスに来た中で9回裏、浮き足立ったタイガースのエラーもあり無死三塁、そしてタイムリーで見事勝利。上原が勝ち投手となりました。

その後、タイガースの本拠地に移ってもレッドソックスは2勝1敗。ここでも上原は2S。さすがに疲れも見られましたが、しっかり抑えるところはさすが。そして今日WS進出のかかった第6戦。7回にまたも満塁ホームランで逆転して最後3点差で上原がマウンド。この点差だけに、もう半分勝負決まった感じがありましたが、投球がまた見事でしたね。なんと、全球ストライク。最初のバッターを三球三振。次のバッターは1球目で手がつけられないと思ったのかセーフティーバントを試みるも上原が直接右手で取ってピッチャーゴロ。次のバッターには2球目をセンターへうまく打たれました。ショートが一応間に合い、とっていればアウトかな、というタイミングでしたが弾いてしまって内安打。しかし、その後のバッターをこれまた全部ストライクで、最後は伝家の宝刀スプリットで三振に。見事WS進出を決めました。

そして、試合後にうれしいことが。シリーズ通じて活躍した上原が、見事シリーズMVPに。元巨人の選手がMLBの舞台でポストシーズンにこうした賞を受けるというのは、思わず松井のWSのMVPを思い出してしまいましたね。インタビューは日本語通訳を通じてでしたが、「プレッシャーは?」という質問に「正直吐きそうでした」と答え、それを通訳が「throw up threw up」と訳したとき、会場が大爆笑。通訳通じてでもこれだけ受けること言えるんだなぁ、という感じでしたね。その後、上原の子供がこっちは通訳なしでインタビューに答え「I don't know」「exciting excited!」と答えていたのにも感心。子供は英語とか覚えるの早いですからね。1年もあればあれぐらいの歳だとかなり英語しゃべれるようになるので、今じゃペラペラなんでしょうね。

上原選手のMVPの鷹?のブロンズ像は非常にかっこ良かったです。この調子で、WSでもMVPを貰えるような完璧なリリーフを期待しています。