ソニー、PS Vita「勇者のきろく」サービスを9/25で終了〜DLC安売りからわずか10日後に発表
任天堂のWiiのネットサービスが本日終了しましたが、一方のソニーの方でもいろいろ厳しい展開が続いています。特に、PSVitaの伸び悩みは深刻ですよね。海外ではすでに壊滅的、日本でも値下げ後の勢いはすでに落ちてしまった印象があります。
PlayStation Vita (プレイステーション ヴィータ) 3G/Wi-Fiモデル クリスタル・ブラック 限定版 (PCH-1100AB01)
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2013/02/28
- メディア: Video Game
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そんなPS Vita、いろいろSCEが独自コンテンツを出しているのですが、その中の一つ「勇者のきろく」について、本日サービス終了のアナウンスが出されました。
サービス終了のお知らせ | 勇者のきろく | プレイステーション® オフィシャルサイト
Wiiのサービス終了と合わせた、ということはないですかね。単に第一四半期最後の平日、というところでしょうか。サービスは9/25、2013年上期を持って終了する形です。
ただ、ちょっといただけないところはこのサービス終了のアナウンスの2週間前に「DLC安売りキャンペーン」を告知、10日前より販売していたところ。
2013年6月14日 『勇者のきろく』プライスダウンキャンペーン開催のお知らせ
2013年6月18日(火)より、『勇者のきろく』の有料アイテムの値下げを実施いたします。
対象のアイテムは以下の通りです。
勇者のきろく オンラインサービス情報 | プレイステーション® オフィシャルサイト
いくら安くなっても、もうじき終わるサービスのものを買いたいとは思わなかった人もいるでしょう。本日の終了のアナウンスと合わせて「感謝セール」ということでDLCを安く提供するのならいいのですが、これだと「終了発表前に一稼ぎ」的な感じがしてちょっとやらしい感じがします。
ソニーも、PS4ではオンライン対戦をPSN+の有料サービスとするなど、マネタイズに注力しています。今のゲーム業界、何かと厳しいですからね。無料や安売りサービスには、かならずそれを補う何かが裏にあるわけで。広告、客寄せの意味もあれば、単純に低コスト低品質の可能性もあります。トータルとして会社と消費者が健全な関係を築けるような、そういったビジネスが今後続いていくことを期待しています。