Nintendo Direct @E3 2013開催〜各種新PVもサードタイトル、サプライズ要素無し
MS、ソニーのプレスカンファレンスを受け、別形式のダイレクトでのみ開催する任天堂。そのNintendo Direct@E3 2013が開催されました。
Nintendo Direct@E3 2013|Nintendo
放送時間はわずか37分。なんか、E3でプレスカファレンススキップしたからにはもっと1時間ぐらいがっつりやってくるかと思いきや、残念なボリュームでしたね。内容も任天堂の作品のPVの紹介が中心で、サードタイトルは全然無かったですね。なんか、いつものニンテンドーダイレクトと大差ない感じでした。また、ソフト的にも2014年発売というソフトが多かったのも残念。
内容としてはちょうどTogetterにまとめをつくってくださったのでこちらで。
Nintendo Direct@E3 2013まとめ - Togetter
任天堂タイトルの新PV中心の内容
ソフトとしては最初はポケモンXY。なにやら、ラブプラス的なコミュニケーションツールが入ってましたね。続いてスーパーマリオ3D WORLD。3DSの3DランドのWiiU版って感じですね。Newマリオに対するNewマリオWiiと同じ流れというか。マルチプレイ機能が強化されてます。正直ちょっとがっかりな展開。別に3DSでいいよなぁ、という。ネコマリオは可愛かったですけど。ポールを駆け上がるのはなんかずるいw。2013年ということで、ホリデーの柱扱いでしょうか?
その後マリオカート最新作、マリオカート8の紹介。映像は非常に綺麗でしたね。今作では反重力がテーマのようで、側面や背面を走るなどダイナミック。Fゼロっぽい近未来さもありましたね。ただ、本当にこのPVのように走るのだとすると何か目が疲れそう。発売は2014年春とのこと。まさか年末ホリデーに間に合わないとは。これは痛いですね。WiiPartyとWiiFitUは発売を延期して年内に。FitUは映像すら無し。これはひどい。FitUはずっと待っているソフトなんですけどね。
続いてゼルダ風のタクトHDが9/26。これも特にGC版もやってませんし興味はわかず。その後101の映像、つづいてドンキーコングのWiiU版発表。これも3DSでのWii版リメイクが出たばかりで新鮮味に欠けますねぇ。3DSとの差別化が全然できてない感じです。毛がふさふさとか言われても…。ベヨネッタ2は新PV。単発になったベヨネッタ。こちらも2014年発売。その後注目のモノリス新作。前回の動画以上にロボットが前面に出ていましたね。ドールというみたいですが。オープンワールド、シームレスでグラフィックの質感もかなり高いですね。一番洋ゲーと勝負出来てるグラでしょうか。発売は2014年。
最後がスマブラ。どうぶつの森から「むらびと」参戦。笑えます。3DS版はトゥーンシェードみたいな感じで太い輪郭付き。WiiU版は質感高い感じですね。その後サプライズでロックマン参戦。ロックマン2の曲やアイテムが中心で、2好きな自分としてはかなり熱かったですね。
最後にE3のブースを紹介。マスコミが「E3参加しない」みたいに報道されたのに文句言ってましたね。もうちょっと早く主張してほしかったですが。
サプライズ要素無し〜年内WiiUは非常に厳しい戦いに
以上、発表内容をコメントしてきましたが、なんというか非常に地味でしたね。サプライズもなければサード作品も無し。マリオ3D新作があるかと思えばまさかの3DランドHD、ゼルダもGCのHD版だけ。それに年末商戦向けソフトを紹介するはずのE3なのに2014年発売の嵐。いったいこの年末商戦何を売るつもりなんでしょう?
現状日本では3DSが市場を支配的であり、この先モンハン4、ポケモンXYなど充実しているのですが、WiiUに関しては今年年内もさっぱりであることが確定しちゃいましたね。また、世界的にはポケモンだけ。1000億の営業利益コミットメントはかなりハードル高い印象です。E3の他社の発表でも3DSやWiiUソフトの発表はほとんどなかったですし、今年から来年にかけて、任天堂の世界での存在感が非常に心配です。
前から、E3の発表次第ではWiiUは終戦という感じのコメントをしていましたが、結果、かなり残念な内容でした。ソフトが2014年に先送りされているので即終戦とは言いませんけれど、今年の年末商戦が厳しそうで、WiiUの浮上は年内は望めなそうです。本当、なんでこの状態で昨年末発売したのやら。任天堂ファンに失望させることないよう、もう少し開発スピードを高めていただきたいものです。