Microsoft、次世代XBOX「XBOX ONE」発表〜新Kinectでの直感操作、TVとの融合

いよいよ開催された次世代XBOX発表会。注目されたその名前は「XBOX ONE」でした。

速報:マイクロソフトの次世代機 Xbox One 発表 - Engadget Japanese
速報:マイクロソフト次世代 Xbox 発表イベント - Engadget Japanese

キーワード的には「All in One」。一つの場所ですべてのエンターテイメントを、というコンセプトからの名前のようです。Wiiに対してYouを加えてWiiUというのと同じな印象ですね。

発表会ではまずはKinectでのボイスコントロール押し。電源も声でONにしていました。どうもスタンバイモードで音声認識できるようです。TVとの親和性が高いようで、TVとの切り替えや選手ステータスの表示、そこからゲームにスムーズにもどるなどをボイスで行っていました。これはCATV機能を内蔵しているってことですかね。日本ではTV関係が全然違うので、そのままは持ってこれなそう。

本体性能などは駆け足で発表

パフォーマンスとかアーキテクチャの部分は非常に駆け足でしたね。外観は非常に直線的で、AV機器っぽい感じ。これがPS4と言われても信じてしまいそう。本体スペックは5 billion、8GBという数字だけ追えましたが、後の数字は見えず。Engagetの所に数字が出ていますが、CPUは8コア、メモリは8GB。500GB HDDに11nのWiFi(WiFiDirect付き)、HDMIのin/out、USB3。WiFiDirectはP2Pで繋ぐ技術の一つですかね。
第504回:Wi-Fi Direct とは - ケータイ Watch
HDMIについて、Outは当たり前として、InがあるのはTVとの連携のためですかね?メモリは種類については触れてないので、PS4との直接な比較はできず。まあだいたい似たようなものなんでしょうが。

Kinectは1080P、30FPSに。それによってさらに精度の高い認識ができている模様。コントローラについてはバッテリー内蔵になり、振動機能がトリガーについている?この辺はどんな感じかよく分かりませんね。ジャイロは今回もないのかな?実績機能は進捗状態や日付なども出るような感じでメーター表示になっていましたね。

HALOがスピルバーグ指揮でTVドラマ化、NFLとのパートナーシップなど

その他、ゲーム以外のテレビ関連押しが多かったですね。TV番組表との連携とか。HALOについては、なんとスピルバーグ指揮でTVドラマ化されるとのこと。冒頭の動画で出てたのは気づきましたが、まさかこういうこととは。その他、NFLとパートナーシップを結び、ゲーム中にXBOX独占でいろいろな付加情報を見たりもできるようです。

Forza5などMS製タイトルを初年に15タイトル〜CoD Ghostの発表も

ゲームについて、こちらも結構駆け足でした。一つはForza5。映像が流れてましたね。リアルにはなっているのですが、光源効果が加わった関係がなんか白っぽい感じなのが気になりました。タイトルとしてはMSが多数開発しており、初年で15タイトルリリースするとのこと。さらにそのうち8タイトルは新規ソフトということです。逆に言えば7個は続編ものということですかね。

サードとしてはEAがEA Sports関連の紹介。FIFA14 ではUltimate TeamというのがXBOX独占のようです。またCoDについても次世代タイトルとしてCoD Ghostが紹介されました。こちらも、よくある「DLCXBOX ONEで先行配信」という形のようですね。発表会も最後はCoDの紹介ばかりで、トレーラーが流れて1時間でぶつっと終わってしまいました。

まとめ〜駆け足の顔見せ発表、本番はE3か

以上、ざっと振り返ってみましたが、全般的に駆け足でしたね。プレゼンはさすがネイティブでこなれている方達なのでうまかったですが。本体スペックもさらっと流し、一番時間を取ったのはボイスコントロール。その他TV連動とかにもかなり時間を掛けており、ゲーム関連はまとめてE3待ちという感じみたいです。一応、予告としてE3で多数の独占タイトルを見せる、と言ってましたが。アメリカ固有のサービスとかに依存したものも多く、日本人にはピンとこないでしょうね。後、互換性とかの話も完全すっとばしていたのはどうかと思いましたが。

またこの後いろいろ細かい情報は出てくるのかもしれませんが、今日のところはこのくらいで。ヒアリングミスとかでいろいろ誤情報が入っていたらすみません。自分も今後の詳細情報を楽しみにしたいと思います。