劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」 上映開始〜先着特典・感想など

今日から上映開始された、「とある魔術の禁書目録」の劇場版。

劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」 公式サイト【アスキー・メディアワークス創立20周年記念作品】

アニメシリーズはどれも見ており、前売りでも買って見に行こうかとも思っていたのですが、前売りについては買いそびれてしまっていました。ですが、映画館の上映時間を調べていたところ「先着特典」なるものを発見。

『劇場版 とある魔術の禁書目録 ―エンデュミオンの奇蹟―』劇場来場者特典として「電撃劇場文庫」を無料配布! -劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」 公式サイト【アスキー・メディアワークス創立20周年記念作品】-

せっかくなので、今日朝一の上映を昨日のうちに予約、見てきました。以下、簡単な先着特典の紹介と感想です。

先着特典「電撃劇場文庫」〜通常の文庫本並のページ数

さて、まずは先着特典から。電撃劇場文庫ということで文庫本が付いてくるということでしたが、これが思って以上に充実の内容。

ぱっと見た感じでは普通に売ってる電撃文庫と変わらない感じ。ページ数も実に222ページとなっています。内容はまだ読んでないのですが、映画で出ていた宇宙エレベータがらみの前日談っぽい感じみたいです。PSPも前日談関連みたいなので、それとも関連してるのかな?

ついでに、パンフレットも。

電撃文庫編集部責任編集 劇場版「とある魔術の禁書目録−エンデュミオンの奇蹟−」パンフレット販売のお知らせ -劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」 公式サイト【アスキー・メディアワークス創立20周年記念作品】-

こちらも結構な分厚さがあり、64ページ。灰村さんのキャラデザイン画の他、いとうのいぢさんの衣装デザインなども載っていてなかなか読み応えがあります。

映画感想〜人気キャラ多数出演も、余韻不足

さて、続いては映画の感想。公開初日なので詳細なネタバレまでは踏み込みませんが、いくつかキーワードとなる言葉は出てきてしまうので、気にされる方は閲覧にご注意ください。

内容としては主要キャラは上条当麻とインデックス。この二人がアリサという少女と知り合って話が展開します。基本的にはこの3人が主役で、相手側にシャットアウラという黒髪少女(しかしなんとも「らしい」名前w)、そしてレディリーというゴスロリ少女。これが科学側のメインですね。ここにステイルとその弟子3人、聖人神崎らが魔術サイドではメインで絡んできています。それ以外にも、人気の御坂美琴や初春、佐天さんなど超電磁砲サイドも登場。学校のシーンでクラスメートや先生、チョイ役で婚后光子なども登場。最後のアクションの処では打ち止めに一方通行、御坂妹なども出てくるオールスター仕様です。とはいえ、前述のメンバー以外は、直接からむことなくて脇でいろいろ人足として動いていた、的な感じでしたね。

ストーリー本筋は「エンディミオンの奇蹟」と呼ばれる宇宙船事故と宇宙エレベータ完成に絡んで展開。中心はアリサの能力、正体で、さらにシャットアウラの過去や欠陥、その理由などが語られていきます。レディリーもいろいろ過去がありましたね。途中、アリサのCGでの歌&ダンスシーンがあり、観客がサイリウム振ってるのを見て「これ、なんてアイマス?」とか思ったりしましたw。さらにアリサの歌でいろいろな効果があり、「これ、なんてマクロス?」なところも。さらに聖人神崎が宇宙服もまとわず宇宙で跳び回ってミサイル撃破とかしていて、聖人どんだけだよ、というところもw。

最後は、アリサとシャットアウラに絡んでいくつか張られていた伏線を綺麗に解消して終わった感じでしたが、ちょっと終わりが短すぎて余韻が不足していました。伏線回収→即終了、みたいな感じで、ラスト少しシーンがある程度で。もうちょっと後日談が欲しかったかなぁと。シャットアウラがどうなってるのかとか。レディリー関連の身体の秘密とかが映像が出ただけであまり詳しく語られてなかったり、最後もちょっと後味悪い感じで放置だったので、この辺はどっか別のところででもフォローされるんですかね。

とまあ、こんな感じの劇場版とある魔術の禁書目録でした。ファンには楽しめると思います。特に前半いろいろキャラが出たりお色気あったりするところは。後半のマクロスっぽいのがどうかとか、最後ばっさり終わるのがどうか、とかはあるかなと。先着特典は充実しており、これが禁書目録にちなんで10万3000冊。はたしてどの程度でなくなるものかは分かりませんが、気になる方はお早めにどうぞ。個人的には4月から始まる超電磁砲2期、それから禁書目録の第3期も期待したいところです。