WiiU購入前チェックポイント〜初回アップデート・Wiiからの引越し・DL版など
いよいよ明日に発売がせまったWiiU。
自分はネットでの予約開始時の争奪戦で敗北、そのまま悔し紛れで徹夜でビックカメラに出かけてモンハンパックを予約した経緯があります。
WiiU、モンハンパックを店頭で予約 - わぱのつれづれ日記
予約以降、個人的にWiiUの情報をあまりウォッチしてなかったこともあり、今更になってあれこれ調べている状態。そんな中、明日の発売に向けて個人的に気になった点についていくつか触れてみたいと思います。
初回アップデートに長時間かかると警告〜「やめる」選択でバッググラウンドダウンロードも
まず、ちょっとダイレクトでも補足された、本体機能の初回アップデートについて。こうした新ハードの発売ではロンチで十分な数を生産するためにソフトウェア的には早めに開発を止めてしまい、後からネットワークアップデート対応するという手段がよく取られます。今回のWiiUもそういった形になっていたようですが、その更新量があまりに多くなってしまったようで、アップデートに相当な時間がかかってしまうようです。
「Wii Uの本体更新には時間がかかります」――任天堂が注意呼び掛け - ITmedia ニュース
Wii U|本体更新に関する重要なお知らせ|Nintendo
このページは、今日量販店に行った時も印刷して売り場に貼ってありましたね。1時間以上掛かる、さらに状況によってはフリーズしたように見えてしまう、その状態で電源切ると最悪壊れてしまうという、結構深刻な事態です。また、このアップデートを後回しにする方法も示されているのですが、その方法がまた奇妙。「WiiUを更新しますか?」というダイアログで選択肢は「更新する」と「やめる」が表示。ここで「やめる」を選択することで、ゲーム中にもバックグラウンドでダウンロードしてくれるというのです。ゲーム中にも裏でダウンロードしてくれるというのは非常にいいことなのですが、この「やめる」を選ぶとバックグラウンドダウンロードというのは、誰も理解出来ないんじゃないでしょうか?3DSのeShopのように「いま受信する」「あとから受信する」ならまだ分かりやすかったでしょうに。Wiiのころから3DSのeShopも含めて、この辺のメニュー関連のUIのちぐはぐさ、分かりにくさ、洗練のされてなさはどうにかならないんでしょうかね?UIを統括するリーダーは誰なんでしょうか。もう少し統一した洗練されたビジョンを示せる人が必要なように思えます。
とりあえず、パッケージ版のゲームがあるならば最初は「やめる」を選んで置いてゲームを遊び、数時間後ダウンロード完了してからアップデートする方がいいかもしれません。もっとも、DL版購入する人は逆に遠回りになるかもしれませんが。バッググラウンドダウンロードの進捗の確認、途中からフォアグラウンドでのダウンロードとかができるようになっているといいんですけど。
Wii→WiiUへの引越し〜512MB以上のSDカードが別途必要、引っ越せるのは本体メモリ内のみ
次に、多くの人が持っていると思われるWiiからの引越しについて。これについてはWebのQ&Aのところにページが用意されています。
Wii U|Wiiからのソフトとデータの引っ越し|Nintendo
中々手順が複雑ですね。まず重要な要素として「Wii本体メモリに保存しているデータしか引っ越せない」ということ。つまりWiiでVCなどをSDカードに多数いれている人は、一旦Wii本体メモリにコピーする必要があるようです。なお、本体メモリに入らないものについては、WiiUに引っ越し後に再度ショッピングチャンネルからダウンロードする必要があるようです。
その他分かりづらい点としては「最初にWiiUでSDカードにデータを書き込む必要がある」ということ。そもそも、これが何の意味があるのか、説明一切無し。おそらく、ハード固有情報などをヒモ付するための情報をSDカードに書き込んでいるんでしょうけど、Wiiからの引越しなのに最初の一手がWiiUからというのが直感的で無いように思います。さらにその後Wii側でも新規に引越しソフトのダウンロードが必要、かつWiiUで書き込んだSDカードの挿入が必要。現在Wiiで使っているSDカードの流用もできるのかもしれませんが、念のため別のSDカードを用意しておいた方がいいように思いますね。(この作業でSDカードがフォーマットされてしまうのかどうか書かれていないのも不親切だと思います。)
あとは、引越しソフトをダウンロードする関係で、WiiとWiiU二台ともネットワークへの接続が必要。有線LANアダプタを流用しようと思っていた人は注意が必要でしょう。その他、引越しできないソフトも公開されています。
Wii U|WiiからWii Uへ引っ越しできないソフト|Nintendo
WiiUの機能とかぶるものとか、サービスが終わっているものとかが中心ですかね。一部、スクエニのタイトルとかがあるのが気になりますが。
以上のことから、買ってきてから手間取るより、購入前に先にWiiで出来ることはやっておいたほうがいいかもしれません。WiiUへコピーするソフトはWiiのショッピングチャンネルでダウンロード可能。68ブロック分でした。自分の場合久しぶりのショッピングチャンネル起動だったからか、別途本体設定のところから本体更新しないといけなくて手間が余計にかかりましたね。またSDカード内のデータも本体にコピーしておいたほうがいいかもしれませんね。
DL版の購入〜WiiUプレミアムならDLカードでポイント還元2重取り
あとは、Wiiでプレイするゲームについて。おそらく、最初は以下の2本に人気が集中すると思われます。
上記について、NewマリオUは2GB、ニンテンドーランドは3GB。プレミアムなら空きが25GBぐらいあるので、ダウンロード版でも行ける印象。WiiプレミアムにはさらにDL版だとポイント還元サービスも用意されています。(下記サイトを利用するにも、ニンテンドーネットワークのIDが必要になります。事前に登録するID名やメアドを考えておいた方がいいかもしれません。)
還元されるポイントはメーカー希望小売価格(税別)の10%。税別というところがポイントですね。NewスーパーマリオUなら税別5700円、税込5985円。もらえるポイントは570ptとなります。500pt単位でニンテンドーポイントに還元できるので、即500円分になる計算ですね。
仮に1ptが1円だとして計算すると、店によってはトータルでパッケージ版とあまり変わらなくなることも。例えばヨドバシカメラの場合ですと、パッケージ版は5380円の10%還元、DL版は5985円と定価で10%となります。これを、各々ポイント還元を考慮した大まかな実質価格で表すと以下のとおり
パッケージ版 4842円(5380円−538ポイント) ダウンロード版 4816円(5985円-599ヨドバシポイント-570任天堂ポイント)
一応DL版の方が安いと見て取れなくもありません。もっとも、実際はポイントを使ったときには還元がなくなりますし任天堂ポイントだと端数とかの問題があるので、そこまで単純ではないんですが。店頭で払っている金額は5985円な訳ですし。
他のタイトルだと10GBクラスのソフトなどがあり、プレミアムであっても内蔵ストレージだけでは不十分でHDD前提かもしれません。とりあえずマリオとランドについては容量も小さいですし、DL版も十分ありかなとは感じています。
ということで、実際自分はヨドバシで前日から売っていたので買ってきてしまいました。
ビックカメラでのDLカード詳細がよく分からなかったのと、どうぶつの森の時に調べた傾向だと定価から5%引きの代わりにポイント1%還元とかでヨドバシより割高かな?、と思ったので。
とびだせ どうぶつの森 DL版価格比較〜メリット・デメリット検討も - わぱのつれづれ日記
しかし、DLカードは「かさばらない」「カードがあるので所有欲も満たされる」と良い仕組みですね。後はもうちょっと安ければ、というところですが一応プレミアムの還元でポイント2重取りできるのもDLカードのいいところかと思います。
いざ発売日!
さて、こうして書いているうちにもう時刻的には発売日に。ビックカメラでは8時からWiiU専用の販売が開始されます。モンハンパック予約済みですが、自分もできるだけ早い時間に行って購入したいと思っています。
モンスターハンター3 (トライ)G HD Ver. Wii U プレミアムセット【メーカー生産終了】
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2012/12/08
- メディア: Video Game
- 購入: 4人 クリック: 261回
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Wiiの方の引越し準備はある程度終わったので、購入したらまずはモンハンでもプレイしながら本体更新のダウンロード待ちですかね。その後アカウント登録やNewマリオのダウンロード、Wiiの引越し、そしてniconicoのお試しといったあたりでしょうか。こういうのもロンチ購入の醍醐味ですので、購入してあれこれいじるのを楽しみにしたいと思います。