充実したオンラインRPG体験〜Wii『ドラゴンクエストX』1ヶ月プレイレポート

8/2の発売日以来、継続的にプレイしているDQ10

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元々は特に購入予定もなかったのですがベータ版の好評は伝え聞いており、なんとなく見たDQ10Directで一人プレイでも結構プレイできることが強調されていたのを見て購入を決意。発売日にUSBメモリをどうするかあれこれ考えるなど、かなり衝動的に買った割に、なんだかんだでずっとプレイしています。

8/2に購入後、オンラインにつないだのは8/3の夜。ですのでちょうどまる1か月プレイした形ですね。現在のプレイ時間は約123時間。エルフ僧侶のLv46です(他:戦士16、旅芸人17)。キーエンブレムは7つで、ある程度終わりも見えてきている感じですね。

今回は、この1か月間、自分がドラクエXの中で具体的にどう過ごしてきたか、長文になりますがレポートしてみたいと思います。(内容的にゲーム内の用語を多数使っていますので、ネタバレ注意。あと記憶だよりに書いているので、ところどころ時期や内容に不正確なところがあるかもしれません。ご了承ください。)

オンラインプレイ開始〜アズランまで

8/3に最初にオンラインをプレイした時の内容はすでに以下で記事にしています。
ドラクエX、オンラインモード初プレイ〜新鮮に気軽に楽しくプレイ - わぱのつれづれ日記

本格的にやりこむMMOとしてはラグナロクオンライン(RO)以来でしたが、操作方法もろくに分からぬ中知り合った人と一緒にあれこれ試し、MMOならではの新鮮な楽しみを得ることができました。

その後は、出身のツスクルの村のボスを最初ソロで挑むも自キャラが表示されなくなるバグにもあって全滅。レベルも足りてなかったので周辺にいた大きづちをソロで殴ってレベルアップした後、ボスは野良のPTに参加して撃破しました。その後は、周辺のもみじを野良PTで狩って少しレベルを上げた後、一気に木かげの集落へ。Lv8前後でしたでしょうか。集落直前のしびれダンビラがかなり強かったため、その後はしばらく集落の先のところでどんぐりを中心に野良PT狩り。Lv13前後でその先の町、アズランに向かいました。

ある意味、このアズランからがドラクエXのスタート地点とも言えます。ここで鉄道、郵便、酒場、預り所、コンシェルジュといった主要要素である施設が使えるように。ただLv15が必要なクエストなどをクリアする必要もありました。酒場を使うには鉄道でラッカランに渡り、さえずりのみつをそこで購入するというクエスト。ここで初めて鉄道を使う
のですが当時は一回100G。さらに渡ったとさえずりのみつが210G。このレベルだと結構な出費。さらにその場でなんとなくランプ職人のクエストを受けるとさらに素材が店売りで100G、キャンセルも不可でこれを終えないと他の職人にもなれないという罠っぷりで話題にもなりましたね。(鉄道はその後25Gに減額、職人クエストは後日キャンセルできるようにするという返答がでましたが。)

アズラン・グレンのキーエンブレム取得〜野良PT中心プレイ

この後はしばらくアズランを拠点に野良PTプレイでレベルアップ。Lv21ぐらいまでは周辺の木のモンスター、カニなどをPTプレイで狩っていました。僧侶だったこともあり、町の出入り口のルーラで戻る場所で適当に募集チャットしている人に参加したり、突然パーティ要請されたのに参加したり、という感じでしたね。そのうち、アズランのキーエンブレムのクエストを徐々に進めて、いざスイの塔の門を開けた翌日には、いきなりボス戦募集のPTに参加することに。途中のフロアを全部すっ飛ばしていきなりボス戦、勝利してクリアと、なんか感慨も何もないような展開で面食らったのを覚えています。(今だとこれがあたりまえなんですけどね。システム的に逃げるの簡単で、ボス戦にHP・MP温存したいので。オフのRPGだと、最近はボス戦前にセーブポイント&回復所がついていることも多いですが、MMOでそれやるとさすがに不自然ですし。)

なお、Lv20を越えた当たりで移動を便利にするためルーラストーン増やしに。まずはラッカランのクエストをクリアしてちいさなメダル交換を可能に。メダル3枚でルーラストーンをゲット。さらに港町レンドアに行きクエストを受諾。よろいのきしをなんとかサポート仲間使って倒し、3個目のルーラストーンを取得。これでかなり移動が楽になりました。他にも転職のためにグレンでゴーレム倒すクエストなどもやりましたね。こちらは野良PTで。

アズランのキーエンブレムを取得後は、グレン城へ。一人でうろうろしてうっかり中ボスに挑んでしまい逃げられず初全滅したのもこのころ。死ぬと20%ぐらいのゴールドを失い、結構痛かったですね。その後は野良PTプレイで中ボスに望み撃破。そして数回野良PTでランドンフット山脈の雪玉みたいな獣狩ってLv28ぐらいまであげてました。結局ボスの龍はアズランにいたころの野良PTで知り合ったフレンドがチャットで「何かあったら手伝うよ」と声を掛けてくれたので、その助けを借りて撃破。フレが数レベル上だったので楽勝でしたね。サポート仲間だと自分のレベル以下しか雇えませんが、普通のPTだとレベルがいくら上の人でも一緒に組めるんですよね。このため、ボスは倒そうと思えばいくらでもやりようがあるという感じです。

オルフェアのキーエンブレム、そしてソロプレイ中心へ

次はプクランド大陸のオルフェアへ。このあたりからソロでのプレイが増えてきました。というのも、グレンやアズランと違い、オルフェアはあまり野良PTの募集がないため。混雑が鬱陶しくてふつうとかのサーバーを選んでたせいというのもありますが。キーエンブレムのボスは、森のボスの手前まで行って待ちぶせ、サポート仲間でボスに挑もうとしている人の前で「仲間募集中」アイコンにして「一緒にボス倒しませんか」と呼びかける力技で対処。ただ、ここからは攻撃力の無い僧侶とはいえそろそろソロやサポート仲間でなんとかしないと、と思って攻略サイトなどを調査しました。

ここで分かったのがオルフェア西にいるトンブレロを槍で狩るのが効率いいということ。それまで僧侶は攻撃力に乏しく敵を倒すのに時間がかかり過ぎて非効率的と思い野良PT中心でしたが、槍はトンブレロなどのけもの系に特攻がありダメージ増加、さらに「けもの突き」というスキルを覚えれば1消費でダメージが大幅増加というものも。それまで、棍に3ポイント振って攻撃力+10にし棍を使っていただけに抵抗もありましたが、まだ3ポイントだしと方針を転換。はがねのヤリを購入してトンブレロ狩り、通称豚狩りを行うことにしました。

Lv28でまもりセットの装備では被ダメ的にも攻撃力的にもさすがにソロではまだ無理あり。そこで、一人だけ戦士などの前衛を雇ってプレイ。自分は豚一匹あたり一回けもの突きを混ぜながらプレイすることで対応。元気玉1個30分で、まほうの小びんを1~3個使いながらも継続プレイができ、一回あたり1万ぐらいの経験値。この近辺のLvだとレベルアップが2万前後なので、もうガンガンレベルがあがるようになりましたね。結局Lv35まではサポート一人雇っての豚狩りが中心でした。(途中、被ダメ減らすため、サポート仲間を僧侶で雇い転職、戦士でLv16まであげてみのまもりのパッシブをとったりもしました。)

ガタラ、ジュレットのキーエンブレム取得、Lv35へ

途中、Lv32ぐらいで他のキーエンブレム取得へ。ウェナ大陸の方はボスが強いということだったのでドワチャッカのガタラへ。こっちはサポート仲間中心にクリアしました。ボスについてはオルフェア同様ボス前待ちぶせを図ったのですが、あいにくボス戦挑戦者あらわれず。この場所はおどるほうせきというゴールドが美味しい敵が沸くためソロばかりでした。結局はじめてサポートだけを使ってプレイ。戦士・盗賊・旅芸人で望みましたが、旅芸人の回復が結構優秀で、小びん使った彼のMP回復とかに専念してましたね。サポートの回復は、「誰が攻撃を受けてダメージ食らうか」を実際に画面に効果が出る前に把握できてしまうので、食らった瞬間には回復終わっているなんてチートな芸当ができてしまいます。本職僧侶としてはなんとも歯がゆい状況でしたね。(人間プレイの方がサポート魔法やMP使用効率は優れてますけど。)

その後ジュレットのキーエンブレムへ。こっちは猫島のボスが強いということで野良PTに参加。たまたまLv32ぐらいの盗賊を追加で募集したところ、その人がなんとLv50の戦士転職組だったことが判明。結局、この戦士Lv50がそのまま「ひまだから」という名目で手伝ってくれて、強敵のはずのボスも楽勝でした。この辺、このゲームのバランスブレイクぶりを感じましたね。(もっとも、ブレイクさせてプレイするかどうかもプレイヤーの選択次第というか、時の運というところで、その想定外っぷりも面白かったのですが。)

ジュレットではその後、さいほう職人をやっていてLv10までこまめにマスターの依頼をこなし金稼ぎ。また、トンブレロが落とすけものの皮一つで作れる皮のてぶくろが、オーグリード大陸で150Gぐらいで売れるので、ちょこちょく売っては金稼ぎをしていました。なお職人についてはLv10で一人前になると他の職人にはなれず。後日他の職人に転職する手段も用意されるとのコメントは出ていますが、現状はまだいろいろためしてみたくてLv10で止めています。

後はまたオルフェア西で豚狩り。一日の終りに元気玉使って一狩り、って感じでしたね。Lv35まで上げ、ここで一つの転機となります。

Lv35装備を整え完全ソロ狩り&後半エンブレム・人間へ

ドラクエXは、武器や防具がLv7刻みで使用制限がかかっています。Lv7,14,21,28,35と。上記のレポートでLv21,28あたりでボス戦や別大陸行ってるのも、そこで一気に装備を入れ替えるため。Lv28あたりまでは基本★がひとつの錬金効果無しのものがお手頃で購入していましたが、Lv35では次はLv50まで装備が無いためちょっと奮発。セットでつけるとかいふく魔力の上がる神官セットを+1錬金付きでそろえ、武器については豚狩りのためパルチザン+2(攻撃力+10)を購入。一気に貯金3万Gを使い果たしましたね。

セット装備を整えたことで一気にステータスアップ。まず豚狩りがサポート仲間無しのソロで可能となりました。被ダメは1かmissになり、攻撃も一撃で50〜60。トンブレロの体力が171なので、57平均あれば倒せるのですがLv35の時点では一発けもの突きを挟まないと安定しませんでした。しかし、この状態でも元気玉一つの30分で約1.8万の経験値を獲得可能に。一日一回元気玉使えば1レベル上がる、みたいな感じでサクサクあがり楽しかったですね。

結局Lv40あたりまで一気に上げたところで、いよいよ後半キーエンブレムへ。一番簡単と言われるオーグランド大陸のガートラントから。まずは中ボスまでストーリーを進めましたが、さすがにボスはPTでないときつそう。ここでちょうど以前グレンのボス倒しで手助けしてくれたフレが同様に「手伝うよー」とのチャット。手伝ってもらって一気にボス2体をクリアしました。特に中ボス戦がかなり苦戦。フレ戦士・自分僧侶・サポ芸人・僧侶で望んだのですが、魅了を使ってくる敵のため、高レベルのフレが魅了されると一気に形成が厳しく。魅了を治すはずの芸人も魅了されてしまい一気にガタガタとなることがあり、かなり危ない場面がありました。逆に次のボスは単純なボスだったので比較的楽ではありましたが、途中でサポ僧侶が死んだりしたときはあせりましたね。いずれにせよ、やりがいのあるボス戦でした。

その後は、キーエンブレム6つになったということで、ネタバレになりますが人間姿へ。さらに過去世界へもすすみましたが、ボスのところはまだレベルが足りなかったため、ストーリーを進めるだけにしておきました。後は「みやぶる」を覚えるために旅芸人を17にしたりしました。サポート仲間に殴ってもらって約3時間ぐらいってところですかね。

7個目のキーエンブレム獲得

その後はまた毎日30〜1時間ぐらいを豚狩りでレベルアップ。Lv41を越してこうげき力140になったあたりでけもの突き無しでも3回通常攻撃で倒せるように。ここからは近くの敵探してエンカウント→ネットでもみながらAボタンポチポチでレベルがあがるようになり、作業が単純化しましたね。このままだらだら稼ぎ一気にLv43へ。ここで飽きも出てきたので残りのキーエンブレムをすすめることに。次に向かったのはプクレットのメギストリス。久しぶりにサポート3人やとって雑魚に臨みましたが、かなり強くてへこたれるところも。ただ、ボスについては2体とも風車小屋で途中敵無しというお手軽さで、結局サポート仲間だけで両方倒せてしまいました。

その後、グレンで以前野良PTやった時にフレンドになった人から、自分のレベルがあがったからかメギストリスのボス戦での参加要請。よりレベルが上で人操作だから楽勝かな、と思いきや思った以上に苦戦。以前自分が倒した時が戦士・盗賊・魔法使い・自分僧侶で、魔法使いがしゅくふくの杖のスキルで回復役も兼ねてくれたのですが、このときは戦士x2・盗賊・自分僧侶という形で回復役ひとり。このため、途中でMPが足りず大変なことに。さらに自分が死んでもHP半分で生き返る「天使の守り」というものを使いながら、相手の「いてつきはどう」で無効化されていたのに気が付かず、味方が魅了されて殴られたところで死亡。結局フレにせかいじゅの葉を使わせてしまう失態となりました。レベルよりもPT構成やスキル、展開が重要なんだなと改めてドラクエXのボス戦の奥深さを感じることに。

Lv45到達、ザキ狩りへ

その後Lv45まで上げ、ここで僧侶でようやく訪れる攻撃呪文「ザキ」が覚えられます。これを用いてマリンスライムを狩るのが非常に効率がいいとの噂だったので楽しみにしていたものです。
さっそくヴェリナード南部の海辺の休憩所へと向かい、マリンザキ狩りに挑戦。やってみた感じでは、だいたいザキの成功率は40%前後。確率はムラがあり、5回連続成功するときもあれば、10回連続失敗することも。MPが100ぐらいでザキがMP消費5なので、だいたい20回ぐらい打つと足りなくなります。だいたい1回の宿で3,4戦闘、10分ぐらいのプレイでMP切れ、再びルーラで休憩所にもどり宿、即再開という流れ。宿と狩場が近いので、宿戻りを挟んでも継続的にプレイできます。だいたい30分で元気玉使わず1.8万経験値ぐらいと、ほぼ豚狩りの倍の効率。ザキの連続失敗にはストレスたまりますが、たしかに効率的には非常にいいですね。

ここで一気にLv46に到達したところで、ちょうど1ヶ月経過した、というのが今までの自分の流れです。

1ヶ月プレイしてみた感想・良かった点〜ソロプレイ、PTプレイ、サポート仲間など

以上、長文ではありましたが自分がプレイした形跡を記憶を頼りに書き起こしてみました。プレイとしては前半は野良PT中心、中盤以降はソロ中心でしたね。ボスは基本野良PTかフレンド頼り。レベル上げとしてはLv15〜21あたりが一番きつかったですかね。キーエンブレム行くにはレベルが足りない、かといってこれといったモチベーションを保てるクエストも無い。自分は結局この期間は野良PTでだらだらと数時間プレイして乗り切ってしまった形ですが。当初よく言われた序盤の厳しさ(〜Lv15)なんかは、振り返ってみれば結局序盤の数日の話で、たいしたことはなかった印象。金策も、バザーでの素材売却、職人で作ったアイテムの売却で贅沢しなければ装備は揃えられましたし。

プレイしてみてよかったと感じた点はまず「一人プレイがある程度可能」なところ。序盤こそ僧侶ということで野良PT中心でプレイしていましたが、ある程度ソロでのプレイの仕方を覚えてからは、特に積極的にPTを組まなくてもプレイできるようになりました。経験値を人数割りする分、少し弱いところで一人で狩ったほうが効率よかったりするですよね。レベル上げもサクサクでき、それがモチベーションにつながったところもあります。サポート仲間の制度もいいですね。要するに4の傭兵みたいな感じなんですが、プレイヤーキャラを使うだけに育て方や装備に個性があり、借りるたびに変化を楽しめます。

一方で、野良PTを組みやすい、というのもいいところだと思います。グレンやアズランなどではPT募集のチャットが多数流れているので、それに応じてキャラにアクセスし、パーティにさそうだけ。もっとも、全体チャットだと人が多いとどこの誰か分からないという欠点もあるんですが。その場合は「仲間をさそう」というコマンドを使うと、同じマップにいて今の状態を「仲間募集中」にしている人に誘いをかけることができますので。(ただ、過疎な大陸の後半クエとかだと、野良はなかなか厳しいものがありますが。)PTプレイでも宝物が全員に手に入るのでPT終了後の交渉もいらず、さっと別れられるのもいいところだと思います。

その他は「長時間プレイできない人」へのフォローとなる元気玉とサポート仲間登録もいい感じ。元気玉は30分という時間がなかなか絶妙。集中して狩るにはいい長さです。これを使うことでレベルがサクサクあがるのはよかったですね。あと、サポート仲間登録で、外出時もマイページを見て「今日はこんなに稼いでる!」とかにやにやできるのもよかったです。ソロの効率と比べると稼げる経験値なども微々たるものではあるのですが。元気チャージとサポート仲間で、「プレイしない時間」を長くとっていても見返りがあるのは良かったです。家に帰ってからも他のネットを見ながらキャラだけ放置、とかしていても抵抗感が弱いという。

後は、ドラクエとしての世界観、キャラの可愛さ、安心感とか。ROもキャラが可愛くてよかったですけど、ドラクエは古い作品に出てきたキャラもいろいろ出ており、仕草とかも微笑ましいです。狩りまくって愛着出たトンブレロぬいぐるみとか欲しいかもw。

課題に感じる点〜クエストなど

一方、課題点も確かにいろいろ感じるところはあります。まずひとつはストーリーを進める際の単調さ。キーエンブレム絡みのストーリーはいいものもあるのですが(特にメギストリスのは感動的)、それらも基本は城とダンジョンとのイベントをマラソンしながら見るだけ。ボスも、体力温存などの観点から途中のダンジョン総逃げですっとばすことも多く、これまで非シンボルエンカウントでダンジョンを少しずつ進んでボス戦、というような過程がなく、そういった各々のストーリークリアに対するカタルシスは少なめです。もうちょっと、途中のダンジョンに謎解きがあるとか、そういったダンジョンの意味を持つ仕掛けがあるといいのに、とは感じましたね。イベント→マラソン→イベント→マラソン→ボス、みたいな感じなので。マラソン部分もルーラストーン駆使するとさらに短縮できるところもありますし。

後は、クエストの不足と単調さ。現状ではワンパターンなクエストばかり。街ごとにオリジナル付箋の材料を集めるクエ。それ以外も結局は特定の場所の敵を何匹か倒してアイテムを得るものばかり。こちらも、せめて達成条件をもうちょっとひねるとか欲しいですね。数の絶対量もたりません。職業クエや町ごとイベントが配信されていますが、これも最初からいれておいていいようなボリュームです。

レベルが上がり易すぎる、というのも自分みたいにがっつりやってしまう人には課題かも。すでにLv46、Lv50のカンストが見えている状態。パッシブを取るために他の職業を挙げることもあるとは思いますが、それでもちょっとやれることが少なくなってくるかな、という印象です。個人的にMMOにチャットでだべる場というのは求めていないので、上記クエスト充実と合わせ、もっと内容を厚くしてほしいところ。このあたりは10月に予定されているアップデートを楽しみにしたいと思います。レベルキャップの解除、上位職実装、カジノ、他の職業ギルド、自宅、などなどまだまだ要素が残っているようですし。

後は細かい点としては倉庫の容量が足りない、他人からもらったメールがいちいち1アイテムとなってしまいかさばる、モンスターの図鑑を見るまでの階層が深くて面倒などいった不満も。この辺も今後はアップデートなどで解消されていくといいのですけど。

まとめ〜充実したMMO体験

以上、自分のプレイレポートを紹介した上でざっと思いつくいい点、悪い点もあげてみました。だらだらと備忘録的な内容で長文になってしまいすみません。これからドラクエをプレイされる、という方も大体120時間ぐらいでこの程度まで進められるという情報が参考になれば幸いです。あと、レベルの目安とか。

トータルとしては、この123時間というプレイ時間が示しているように、非常に満足してプレイしできています。ドラクエXについては、ネットでは当初からMMO化したことへの不満、プラットホームがWiiということへの不満から、粘着的にバッシングを受けています。ただ、プレイせずに批判している内容や、投稿広場で「プレイヤー」が不満に思っていることを「プレイしていない」人が大げさに拡散するものは、実際プレイしている人からすると違和感の多いものばかり。Amazonの低評価レビューとかも、共感を覚えないものも多いです。何かズレてるというか、咬み合わないというか。こうした表面的な批判だけで未プレイのままネガティブな印象を持っている人は、ちょっともったいなとも感じますね。

今のところ、自分が過去にプレイしていたROよりも楽しんでいます。心配なのはあと少しで迎えるレベルカンスト後ですね。キーエンブレムがまだ3つほど残っており、過去世界、ラスボスなどがまだなので、1ヶ月は持つかな、とも思うのですが。すでにネットではカンストしている人もゴロゴロおり、こうした人は退屈してそうな印象もあります。

今度のTGSでは今後の展開についてステージイベントも開かれる模様。

イベント詳細|目覚めし冒険者の広場

果たしてどんな上級職が追加されるのか、そのスキルは?さらに別のクエストやストーリー展開などもあるのか?など興味は尽きません。WiiU版の画質や発売時期などについても興味ありますね。