新しいiPad Wi-Fi+4Gモデルの名称が「WiFi+Cellular」に変更

Android勢の広がり、バージョンアップなどがすごいスマホタブレット市場ですが、単独機種としての存在感としてはいまだ圧倒的な立場にいるのがiPhoneiPadiPadについては、最新モデルが「新しいiPad」となんとも分かりづらい名称だったのに加えて「Softbank 4Gに対応しない4Gモデル」があるなど、日本では特に分かりづらい状況になっていました。

Apple「新しいiPad」発表〜Retina対応・A5X・LTE対応、日本キャリアはSofbankで3/16発売 - わぱのつれづれ日記

これについては、海外も4G展開していないところでは同様だったようで、オーストラリアでは違法扱いになるのではという状況まで来たところでAppleが方針変換、「Wi-Fi+Cellular」に名称を変更しました。日本ではどうなるかと思っていましたが、結局日本でもそのままの表現に変更するようです。

アップル、新 iPad 4G版を国内でも「Wi-Fi + Cellular」に改名 - Engadget Japanese

少なくとも、Softbank 4GはTD-LTEベースでiPadは周波数的にも対応していませんし、LTEソフトバンクはこれからというところ。サービス名に4Gがあるのに4Gモデルでは対応していないという訳がわからない状態だっただけに、少しは改善したといえるでしょうか。もっぱら、これはAppleが紛らわしい名称を世界共通で押し付けていたのが問題だと思いますが、態度を改める辺りはジョブズでなくクックといったあたりなんですかね。

今度の6月のWWDCではiOS6でいろいろ発表もあるようで、iPad miniとかの噂も何度目かと思うほどまた出ています。ティムクック色がそろそろ濃くなってくるころだけに、果たしてどんな感じの内容になりますか。