PS Vita、初週のパッケージソフト販売総数は約30万本

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PS Vitaの初週販売と3DSの販売の対決で盛り上がった昨日の4Gamerでのランキング。ここでは20位までのソフトの順位が発表となっており、初週32.5万台のVitaに対して20位以内のソフトは4本、合計本数は約16.7万本と少々物足りない数字となっていました。

これに対して、メディアクリエイトからさらに詳しいランキング記事が発表となっています。

(cache) 今週のランキング | メディアクリエイト

PS Vitaについて、具体的に公表されている数字は20位までと4Gamerのときと変わらないのですが、順位は50位まで示され、具体的なVitaのソフト合計本数もコメントされています。

PS Vitaは、ハード32.5万台を販売(2日間の集計)。PSPのローンチ時の販売台数16.0万台の2倍以上を販売している。出荷台数不足によりチャンスロスを起こしたPSPローンチ時と異なり、PS Vitaは十分な供給体制をとれたことが奏功したといえる。また、ソフトは全20タイトル合計で30.0万本を販売。タイトル別では、『みんなのGOLF 6』の6.1万本が最多と1タイトルあたりの規模は大きくないが、これはタイトル数が多いために分散した結果と考えられる。ソフトの初週装着率は0.92となっており、同じくローンチ時で比較した時、PSP(1.06)や3DS(0.95)と比べるとやや低くなっている。しかし、PS Vitaはダウンロード販売の環境が既存のハードと比べて格段に整備されていることを考慮すると、最終的なソフト装着率はPSP3DSと遜色ないものと類推される。

パッケージソフトとして発売されたVitaのタイトルは20タイトル。このうち50位以内にランクインしたのは半分の10タイトルとなっています。残り10タイトルはランク外ですね。ただ、20位以内の4本で16.7万だったのに対して、21位以下の16本の合計は13.3万本となっています。平均すると8300本ぐらいですかね。20位が2.8万本ですので、2000〜2.8万本ぐらいでばらばら、となっている感じでしょうか。本体が32.5万ですからパッケージソフトだけで装着率は0.92と妥当な感じ。DL版が通常10〜15%などとも言われますが、それぐらい売れていれば十分歴代ロンチと同レベルという感じ、とメディアクリエイトもコメントしていますね。

とりあえず、ロンチソフトが多かった分バラけた感じのVita。この後ソフトは1/19まで発売されませんので、本体が売れる分ロンチソフトが伸びていくことになります。ある意味キラーソフトが無い分どんぐりの背比べみたいになっているロンチソフト群ですが、果たしてどのソフトが売上を伸ばしてくるのか。それともこのまま横並びか。1つ1つの売上が小さいため、一般人では公表範囲外で数値を追うことは難しそうですが、どこかのタイミングでSCEなどが発表するでしょう。その時にどんな数字になっているか楽しみですね。