PS Vitaついに発売〜高い質感・イオンSIMも利用可能

いよいよ本日、注目の新ハードPS Vitaが発売となりました。自分はヨドバシでも予約してあったのですが、諸事情により先に注文していたAmazonの予約を優先し、そちらで購入しました。届いたのは14時頃で、Amazonの配送状況を見ながらやきもきさせられましたね。以下、届いたVitaについて、外観や初期設定、それから気になるbmobileのイオンSIMの使用可否などについて触れてみたいと思います。

開梱〜外観

到着したVitaの箱。見た目コンパクトですが、その分ずっしりと来ます。開梱するとパッケージは上側の側面まで開く形になっていますね。本体の入っているところとコードなどが入っているところの2パートに分かれている形です。

本体の他にはUSBケーブル、ACアダプタ、電源ケーブルが入っています。組み合わせると一つのACアダプタになる感じ。USBコネクタのところは逆向きに刺さないような溝も切ってあり、質感も非常にいいです。USBケーブルはVita専用です。


さて、本体の方ですがこちらも質感は非常に高いです。大きさはPSPをさらに一回り大きくしたような感じ。ケースなども、一応手持ちの以下のPSP用純正ケースでギリギリ入る形でした。

ただ、スティックが出っ張っており、ここを入れるときや出すときに引っ掛けてしまうところがあります。気をつけないとグキって壊してしまいそうで怖いです。ハードタイプの

重さはそれほど感じませんが、フラットな板みたいなかんじで、グリップ感はあまり良くないですかね。裏側の両端に指を保持するためと思われるグリップ領域があるのですが、ここに中指とか置いて持つと両端から指先でVitaをつまむような感じになって非常に安定感に欠けます。やるとしたら、人差し指を折り曲げて、その側面をこのグリップに押し付けるイメージですかね。ただ、基本は裏側タッチパッド全体に指を置いて支える形になるじゃないでしょうか。

ボタンはやはり小さいですね。また、下側スティックと干渉もギリギリぐらいの感じ。ファミ通付録についてきたスマホ対応手袋とかしていると、間違いなくスティックに干渉してしまいますね。誤作動までいくかは微妙ですが。

初期設定〜ネットワーク&PSN設定など

さて、続いては初期設定。自分は3G版ですが、以前CEATECで聞いたときに、付属SIMの利用開始が初回アクセスから、という情報を得ていたので、万が一に備えてSIMを抜いて起動しました。

CEATECでPS Vita体験〜3Gサービスに対する一問一答 - わぱのつれづれ日記

ちなみにSIMは裏側右側面から。トレイに入った形で挿入されています。

起動すると、言語、タイムゾーン、日時の設定後、SIMカードを抜いているため「電源を切る」か「あとで設定する」という表示が出ます。ここではあとで設定を選択。次にPSNのアカウント設定ですが、ここも自分はまず起動したかったのでPSNのアカウントは「持っている」を選択後、Vitaで使うかについては「使わない」を選びました。こうすると、VitaでPSNアカウント無しでプレイするようのお試しアカウントが作られます。どうも、VitaがPSN登録前提の作りになっていて、仮想アカウントでも無いと動かない作りになっているみたいですね。使用地域・誕生日などを登録して、初期設定は完了となります。

その後ネットワークの設定へ。ここで、設定画面に?マークが表示されており、これを押すとガイドが出るというので押してみたのですが、いきなりWWWブラウザが立ち上がり、なおかつ外部ネットを接続しに行ってしまいます。SIMも抜いており、ネット設定も済んでいないのに外につなぎに行っても見れるわけもなく、Network Error。この程度のマニュアルはローカルで持っておくべきなんじゃないですかね?ちょっとガクッと来たエラーでした。ネット接続してないときにガイドを見るという想定をしていないんですかね?

日本通信 イオンSIM利用可

WiFiの設定について、自分はNECルーターを使っているのでらくらく無線LAN設定で一括設定可能。そして、次が注目の日本通信イオンSIMの利用となります。

SIMを挿すのは一度電源を切ってから。左上の電源ボタン長押しで電源を切るメニューが表示。それをタップして終了。この辺はiPhoneと一緒なので違和感無し。日本通信のSIMを挿して再び電源ボタン長押しで起動します。起動後、自動的にモバイルネットワークの設定が開始。左上のところにDOCOMOと表示され、3Gの表記も表示されます。ただ、APNの設定をしていないので、この状態ではネットワークに接続出来ず。なので、手動でAPNの設定をします。

これはやることは至極単純で、設定→モバイルネットワーク設定の一番下、APN設定を選択し、手動設定を選んで以下の情報を記載するだけです。

APN dm.jplat.net
ユーザー名 bmobile@aeon
パスワード bmobile

これだけでOK。ブラウザで確認くんのURLでIPを確認してみましたが、ちゃんとbmobileのIPとなっていました。速度は100kbpsなのでWebとかPSNとかの用途には厳しいですが、Twitterぐらいならなんとかなります。今後2chブラウザとかがPSSとかで出てくると、そちらでも使えるかも。

PSN設定は、システムアップデートが必要

そして、最後に残るのがPSNの設定。これをしないと、PS Store、Nearなど各種ソフトが使えません。しかし、このPSN設定がクセモノで、まずいきなりシステムのアップデートが必要になります。買っていきなりアップデートがほぼ必須というのは、結構鬱陶しいですね。アップデートは無線LANPS3経由、PC経由で行えるとありますが、自分は手っ取り早い無線LANで行いました。ver01.05からver01.50に上がる形です。

その後、自分のPSNアカウントでログイン。クレカ登録があるとセキュリティコードや有効期限の確認が求められます。これが完了すれば、一応一通りの設定は完了です。

まとめ〜高い質感・設定には煩わしさあり

以上、まずは開梱から設定のところまで。本体や付属品も含め、質感は非常に高いですね。一方で、設定などの面では結構いろいろ煩わしさもあります。マニュアルが全て外部ネットとか、ちょっとネット前提すぎる感じもありますね。

とりあえず、自分的にはイオンSIMが普通に使えることが分かったのが大きいです。初期手数料3150円で、月980円、100kbps使い放題。ドコモの128kbpsプランより割安ですし、2年しばりも無いから気軽です。とりあえずTwitterやNearはいつでも好きなだけ使いたいということであれば、付属SIMを寝かせておいてイオンSIM、というやり方も十分ありかと思いますね。

その他、各種本体ソフトの感想などは、また別途記事にしたいと思います。