MacBook Airでも動作するSkyrim〜意外と低い要求PCスペック
日本版発売が待たれるSkyrim。
海外では既に発売されており、その好評っぷりが日本でも伝わってきています。さて、このSkyrimはThe Elder ScrollシリーズのVとなっており、Oblivionの次の作品となっています。またFallout3とも同じ開発チームですね。これらのゲームに特徴的なのが、PC版でのMod。各種便利なツールの他、テクスチャを綺麗にしたり、モデルそのものを入れ替えたり、はたまたアダルトなものまで何でもありなのがウリとなっています。コンシューマー版では味わえない楽しさの一つですね。
とはいえ、PC版というと、最新のゲームでグラフィックの評判も高いだけに「自分のPCで動くわけがない」「難しそう」という印象の人も多いでしょう。しかし、思ったよりも低いスペックで動くことがネットでの情報を見ると明らかになってきています。一応、公式の最低・推奨スペックは以下を参照。
TES V: Skyrimの最小動作環境・推奨動作環境がアナウンスされる | ユーモラス
MacBook Airでなめらか動作〜PS3以上?
そんな中、ある意味畑違いなはずのMacBookAirですら動作できてしまっているというのが以下の動画です。
これは、今年発売されたモデルでなく、昨年薄型小型で注目を浴びた2010年モデルの11インチ。
Apple MacBook Air 1.4GHz Core 2 Duo/11.6"/2G/64G/802.11n/BT/Mini DisplayPort MC505J/A
- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2010/10/21
- メディア: Personal Computers
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メモリは2GBから4GBに、SSDを64GBから128GBにアップグレードしていますが、CPU(Core2Duo 1.4GHz)やGPU(nVidia 320M)はそのまま。MacですのでWindowsのゲームをするためには別途Bootcampという機能を使ってWindows用の領域を作り、そこに別途Windows7(32bit版)を用意してインストールしています。
しかし、基本的にはBootcampでWin入れただけの感じなのに、このスペックながら全部Low設定ながらこの動画のクオリティでゲームが出来ているというのがすごいですね。自分も2010モデルの13インチを持っているので、入れてみたくなります。
他にも、2011年モデルのAirにインストールして、PS3版と比較している動画もあります。
動画の2分ぐらいのところで、AirとPS3で岩の描写を比較しています。PS3の方がのっぺりとした感じになっていますね。動画でコメントしている人も「slightly better(若干良い)」とAir版を評価しています。
コンシューマー重視がPCにも影響?
今回のSkyrimは、360版が基本となって開発されていて、PS3と360だと若干360版の方が綺麗という評価も聞こえます。しかし、その分PC版であってもLow設定ならかなり低い性能のPCで動いてしまっているようですね。なにせ、PS3も360もPCから見れば数年前の性能ですので。以下はPS3と360、PC版の比較動画となります。
PS3版でも十分綺麗ですし、360とPCとの差もたいしたことない、という印象かもしれません。コンシューマーでこれだけのグラフィックを出せている時点ですごく、またその恩恵がPCにも来ている、というところでしょうか。(逆にBF3などをバリバリ動かせているハイゲーマーからすると、そっちに最適化されてないことに不満は出ているようですが。)
PS3・360版でももちろん優れたゲームでしょうし、難しいこと考えなくてもシンプルに遊べるのは確かだと思います。ただ、ModのことやPCについての要求性能がそれほど高くないことを考えると、個人的にはPC版をおすすめしたいところですね。特にPCと液晶TVを手軽に繋げられる人とかなら。PC版もSteamならコンシューマー版と同じく日本語音声、日本語字幕ですし。12/8以降はいろいろな人がPCで試してみてどうだったかの報告をするでしょうし、その評判を見てPC版を検討、というのも一計かもしれません。「自分のPCでも遊べるのかも」ということは頭の片隅に少し入れておくといいかな、と思います。