PC向けKinectセンサー来年発売〜近接サポートも

Wiiへの対抗的に生まれ、昨年のXbox360の世界での躍進につながったKinect

Xbox 360 Kinect センサー

Xbox 360 Kinect センサー

日本では360自体が下火で、ライト向けのソフトが中心のKinectはあまり成功していませんが、画像認識関連の研究開発などでは、1.5万円で結構な精度の距離センサーつきカメラが使えるということで、非常に盛んに使われています。非公式のSDKが最初リリースされた後、マイクロソフトからも公式にSDKが配布されることになり、ますますPCでの利用が身近になった感じですね。

一方、Kinectセンサーはカメラからの距離がある程度離れてくれないと正しく機能しないところもありました。主にカメラのレンズがあまり広角でないのが原因みたいですね。そのため、周辺機器メーカーNykoから広角レンズ化アタッチメントが発売されたりもしていました。

狭い部屋でもKinectを存分に楽しめるアタッチメントレンズ「Nyko Zoom」 - DNA

そうした中、マイクロソフトからPCでの近距離操作などにも対応するため、50cmからの距離でも利用可能なモードを搭載したPC用Kinectが来年発売されることが発表されたようです。

マイクロソフト、PC用の新 Kinect センサーを来年発売。50cmからの近接モードに対応 -- Engadget Japanese

これは結構魅力的ですね。日本だと住宅事情の関係で、TVの前に十分なスペースが取れないことがよく有ります。Wiiの場合はまだリモコン側にカメラが付いてて、なんとかセンサーバーをリモコンで写せればよく、せまくてもなんとかなったところはありますが、Kinectはカメラがテレビ側だったので、なかなか距離がつめづらいんですよね。このPC用Kinectは、そうした制限もクリアできるかもしれません。この新型が遠近両用なら、最終的に360版もそちらに入れ替わるかもしれません(というか、次世代Xboxでそっちが標準採用になる?)。

Kinectは、簡易モーションキャプチャや立体形状取り込みとかにも使われています。MMDKinectによるモーション導入なんてのもあったりしますし、安価にお手軽に使えるセンサとしては非常に価値が高いもの。ジェスチャ操作自体での快適さなど、その辺の根本的な問題は残っていますが、最初の敷居が下がることで多くの人が関わるようになれば、シンプルかつ疲労も少なく物理デバイスより使いやすい、そんな夢のような解法が出てくるかもしれません。UI好きとしては、非常に関心の高いところですね。