PS3に新型番登場〜320GBモデルが置き換え、より省エネに
現行の日本の据え置きでは一番好調なPS3。
昔からPSはチップのプロセス改善や基板偏向などで新型番が登場し、最近はHDDの容量を増やして値段据え置きなどいろいろな展開がありましたが、また新しい型番が登場するようです。
SCEI、PS3の新型番「CECH-3000B」を6月より順次出荷。約0.4kg軽量化、消費電力30W減 - GAME Watch
今回登場する型番は3000B。現行の320GBモデル2500Bを置き換えるもののようです。torne同梱モデルなども、これから置き換わっていくようですね。
PlayStation3 HDDレコーダーパック 320GB チャコール・ブラック (CEJH-10017)
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2011/06/30
- メディア: Video Game
- 購入: 7人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
特長は0.4kg軽量化されたことと、消費電力が30W減ったこと。これから夏に向けて節電が叫ばれる中、なかなかタイムリーな省エネ仕様ですね。実働時の消費電力がどの程度落ちているかは分かりませんが、相応には下がっているでしょう。消費電力が下がれば発熱も減り、ファンの騒音軽減にもつながるのでいいことが多いですね。
ただ、気になるのが今回発表されたのがどれも現行の320GBの置換えのみ。こちらは値段が34980円とちょっと高いモデルです。PS3はHDDは自分で交換できますし、ゲームだけならば通常の160GBモデルでも結構いけます。torneとか使うならば、むしろ安価なTBクラスの外付けHDDを利用したほうがコストパフォーマンス高いですよね。
これまで、低価格モデルの方を、価格を据え置きのままHDD容量だけ増やしていくという戦略が取られていました。あとはコントローラやソフトにセットにするとかして、なんとか価格を下げさせない方策でしたね。いわば自社の「おまけ」で価格を釣り上げている形。最近のWii新モデルもリモコン2つ×ソフトで、「苦しくなってきたなぁ」と感じましたが、もしPS3も新型モデルが320GBモデルで容量据え置きのまま、160GBの方が無く高いモデル中心となると、さらに厳しい台所事情という印象をうけかねませんね。
おそらく、2500Aの置き換えモデルもそのうち出ると思うので、普通に安いPS3を狙うのであればそっち待ちというところでしょうか。