ニンテンドー3DSに新色登場〜Wiiはリモコン+ソフト追加

昨日WiiUが発表され、賛否両論熱い議論が交わされている任天堂。一方で、現在のビジネスとしてはWiiが終息傾向で勢いなく、DS後継機の3DSも震災でのつまづきやソフト不足などで苦況に立っており、そうした現状と材料出尽くし感から株価は連日暴落を続けています。

ニンテンドー3DS アクアブルー【メーカー生産終了】 ニンテンドー3DS コスモブラック【メーカー生産終了】 Wii本体 (シロ) (「Wiiリモコンプラス」同梱) (RVL-S-WAAG)【メーカー生産終了】

そんな任天堂が、目の前の事業のてこ入れとして3DSの新色とWiiの新パッケージが発表されました。

任天堂、3DSに新色「フレアレッド」追加。Wii本体セットに「リモコンプラス」と「Wii Sports Resort」同梱 - GAME Watch

3DSは結構希望の多かったと思われる赤色が追加。個人的にはもっと純粋な赤がよかったですが、若干赤紫っぽい印象ですね。Wiiについては海外では$150に値下げ&同梱ソフトがWiiSportsResortに変更されていましたが、日本では値段は20000円に据置ながらリモコン水色を追加、Resort同梱という形になったようです。おまけをつけて値段据え置きというのは、正直あまり安くなった感じはしませんね。利益構造が厳しかったPS3でよくとられていた手法で、任天堂もとうとうそのレベルに行っちゃったか、という印象です。

ともかく、WiiUも発売までにはまだ1年ぐらいありますし、3DSもPS Vita前に出来る限り先行して市場作っておく必要があるので、てこ入れ自体は最低条件。後はソフトの投入とCM戦略をうまくやることでしょうね。なかなか好転の速攻材は見つからない状態ですが、新ハードへの切り替わりに向けた正念場。サードやユーザーの信頼を取り戻すことができるかどうかお手並み拝見です。