任天堂、新ファームでリッジレーサー3Dに不具合発生することを発表

いよいよ目前に迫ってきたE3。MS、ソニー任天堂といずれもライブ放送が予定されており自分も出来る限り視聴しながら、目新しいトピックはTwitterで報告していきたいと思っています。

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特に今晩はMSのカンファレンスが1時半から、Appleジョブズの講演が2時からとなっていて、両方注目度が高いだけに大変そうです。

さて、一方Wiiの次世代機を発表する任天堂は明日の深夜の講演なのですが、それに合わせるようにニンテンドー3DSで長らく延期されていたファームのアップデートが行われることになっていました。ところが、このファームウェアに不具合があるようで、その件が発表されています。

『リッジレーサー3D』をお持ちのお客様への大切なお知らせ

リッジレーサー3Dの特定操作で不具合〜6月中旬には修正版

ニンテンドー3DS アクアブルー【メーカー生産終了】 ニンテンドー3DS コスモブラック【メーカー生産終了】 リッジレーサー 3D - 3DS

不具合が起きるタイトルはリッジレーサー3D。ファームアップデートすると、レースセレクトおよびマシンセレクトでBボタンで戻ろうとした際にフリーズしてしまうようです。

しかし、ファームウェアリリース前に、不具合を告知した上でリリースするというのはかなり珍しいケースですね。通常、不具合が分かっているのならば直してからリリースするものです。もしくは、リリースタイミング最優先でしらばっくれるか。今回は、E3での発表までにどうしてもeショップなどを使えるようにしておきたかったという思惑があるのでしょうが、任天堂らしくない、強引なリリースなように思います。

「E3までのリリース」に固執

1週間程度で修正版をリリースできるのであれば、E3はデモですませ、1週間後のリリースでは駄目だったんでしょうか?たしかに、リッジレーサー3Dという特定のソフトの特定操作のみではありますが、規模の大小では無いように思います。任天堂都合のファームアップで、サードのソフトに不具合が生じたわけで、ある意味ユーザーとメーカーからしてみればとばっちりを受けているようなもの。「リッジのユーザーなんてたかが知れてるし、メンツを保つためにもE3前に無理やりリリースしてしまえ」という考えでリリースされたのだとしたら、自分もリッジユーザーだけに非常に残念な思いです。

原因がバンナムの実装が任天堂の理想的仕様通りでなかったからなのかもしれませんが、少なくともファームアップ前はバグ無しに動いていたわけで、そういった叩き方が出来てしまう3DSの仕様自体にゆるいところがあったようにも思われます。不具合しらばっくれてリリースして後からこっそり修正よりはよっぽどマシではあるのですが、こういったものは比較論ではありません。そもそも、ファームのアップデート自体5月末頃となっていたのが延期されたものでした。というか、内容的に3DS発売日には間に合っていなければならなかったようなもの。それがのびのびになり、E3直前のデッドラインで、不具合残ったままリリース、というのは非常にドタバタでいかがなものかと思いますね。

任天堂の株価も本日年初来安値を記録しました。DS、Wiiと夢を売ってきた任天堂。当初から夢を売り続けないと厳しいと自分はコメントしていましたが、それを見事継続してきていたのが任天堂です。ただその夢も覚めてきているのもまた事実。今回の件のようにインフラ面での技術的に見劣りするところは節々に感じるのですが、ぜひとも明日のカンファレンスではまた魅力的な次世代機、そしてサービスを見せて欲しいものです。