新型PSPは3G回線搭載〜日経報道より

先日、1/27に発表会が開かれるということで、PSP2が発表されるとアナリストのコメントがありにわかに活気づいてきたPSP。これについて、より詳細な情報が日経により報じられました。

日経:新PSP はドコモ3G回線に接続、大型有機EL画面・タッチパネル採用

これによれば、新型PSPは大型の有機ELディスプレイを搭載し、タッチ操作も搭載。通話機能なしの3G回線も付いている模様。構成的にはiPad 3G版みたいな感じですね。先日の記事で予想したように、ダイレクトに3DSに対抗というよりは、ソニーらしくスマートフォン+ゲームというネット端末としての位置づけにPSPを持って行こうという感じがします。

気になる通信回線の料金・契約

気になるところとしては、まず「回線の使用料」。海外のKindle 3G版のように、データダウンロードは無料で提供、というのが消費者には優しいですが、電子書籍とくらべてPSP用ゲームとなると数百Mからギガ単位のデータになりますから、完全無料となるとソニーがドコモに対して負担しなければいけない費用が大きいと思われます。また、無料だといくら強固なドコモ回線でも、データ通信での圧迫が問題となるかもしれません。ただ、通常のスマートフォンのデータ通信に合わせてしまうと、月々4000円〜6000円といった金額が課されることになり、非常にユーザーを選ぶ形に。

ケースとして考えられるのは、あくまで3G回線はアクティベーションや通信対戦ぐらいにしか使わない、というものでしょうか。これなら、送受信するデータは少ないので、日本通信の転送速度限定のプランのように安価に提供できるかもしれません。

いずれにせよ、単にゲーム機を買うのにいろいろ手続きや契約、審査などが必要になると非常に敷居が高くなってしまいます。海外で店売りのiPad 3G版みたいに端末から必要なときだけ契約できるようになっていればいいですけどね。それでもクレジットカード必須とかだと、学生ユーザーの多いPSPの層には合わないとも思いますが。

本体性能は向上?PSP互換?

他に気になるのは、そもそもこれがPSP2なのかどうか。プラットホームとして全く違うものであれば、コントローラ部分もCPU、GPUなどの部分も新しくなったものが期待されます。タッチパネルも、ゲームへの応用も期待できますね。一方で、単にPSPgoに3G回線がついた情報端末、という可能性もなくはありません。

また、どっちにしろUMD互換はあるかどうかも問題。いくらPSPとの互換性があったとしても、UMDが使えないのでは、すでに持っている資産が使えず、PSPユーザーの移行を促すにはインパクトが弱くなります。これはPSPgoが成功していない状況を見ても分かるでしょう。とはいえ、UMD搭載しては小型化、静音化、低コスト化などに弊害になりますし、海外でPSPが失敗していることを見ても、世界企業のソニーとしてはあまりUMD資産の再利用は考えない気もしますね。

PSP2として性能向上しているとすれば、コントローラ部分とかがどうなっているかも興味深いところ。右スティックやL2R2もつけてPS2PS3との互換性をあげ、過去のソフトをガンガン移植する、というのも、ソフト会社的には魅力的に写るかもしれません。ついでにHDMIでTVにも出せれば、据置ゲーム機の代用にもなりますから。

詳細は1/27〜他社の反応にも注目

いずれにせよ、詳細は1/27の発表会で分かることになります。その日は任天堂も決算発表がありますし、今回競合関係が強まったように見えるAppleも近日中にiPad2を発表するのでは、と噂されています。携帯ゲームで任天堂スマートフォンAppleとガチバトルを挑もうとしているソニー。果たして、その武器となる商品はどんなものになっているか、非常にたのしみですね。