アイマス2への意見に対する公式見解が発表

TGSでの衝撃の発表以降、いろいろネガティブな流れが渦巻いているアイマス2。期待する人たちもいる一方、不満を持つ人も多数おり、ネットではいろいろな舌戦などが繰り広げられています。

そんな中、具体的にバンナム側に不満を伝える手段として署名活動が行われており、先日バンナム側に提出されました。

「アイドルマスター2 竜宮小町4人プロデュース不可撤回の嘆願署名」のお知らせ - 署名活動するなら『署名TV』

こうした中、この署名を含めた各種意見に対する公式見解として、坂上Pの名で公式ブログに見解が示されました。

■プロデューサーであるファンの皆様へ|アイドルマスター公式ブログ

これまでの公式のアクション

公式のTGS以降のこれまでの動きとしては、以下のような感じです。
まずTGS直後にファミ通で、石原Dが前撮りしていたと思われるインタビューを発信。

独占インタビュー! 『アイマス2』男性ライバルユニット“ジュピター”、そして“竜宮小町”の秘密を総合ディレクター石原氏に訊く! - ファミ通.com

その後、アイマスステーションで男性声優が登場して女性声優陣とわいわい盛り上がっている件で大荒れしていたところで、声優を誹謗中傷しないようにとのコメントを添えた記事をアップしていました。
■TGS2010へのご来場、そして「フューチャー賞」の受賞、ありがとうございました|アイドルマスター公式ブログ

その他では、AKB商法と非難されていたシングル選抜レースの詳細において、追加で「全員で歌う」という選択肢が出ていたりしましたね。
【ただ今より投票開始】歌唱ユニット選抜レース!|アイドルマスター公式ブログ

そんな中、今回あらためて全体の意見に対する回答、見解が示された形です。

基本的に石原Dのインタビュー内容を踏襲する形

坂上Pの名でのコメントですが、基本的には以前公開された石原Dの発言内容を踏襲するようなものになっています。AKB商法の件はある程度解決済みなので除き、残った3つの問題点。「竜宮+律子プロデュース不可」、「オンライン対戦不可」、そして「ジュピター」の件についてコメントしています。

竜宮の件については、あいかわらず、「今回はこういう立ち位置」「それでも765プロのアイドル」という説明ですね。ゲームではNPC化させた一方、他のメディアなどではいろいろ独自の展開を考えている、ということなんでしょう。「リストラ」という悪印象の言葉が広まってしまっていますが、立ち位置が変わっているだけで、アイマス2の中で占めるものとしてはそこまで大きく減退しない、ということなんでしょうね。

オンライン対戦不可については、「利用率が低かった」というリアルな理由が書かれています。たしかに、無印のオーディションとか、対人戦がまざると急激に難易度が上昇してきつかったりしましたからね。効率のよい周回プレイのため、オフラインでプレイしていた人もそれなりにいたでしょう。アケマスからプレイしていた人には納得の行かないところなんでしょうけど。ただ、アケマスのオンライン対戦終了直後に、引き継ぐであろう2でもオンライン対戦不可、というのは、オンライン対戦に魅力を感じていた人の受け手が無く、まずい手だったかな、と思います。NPC対戦オンリーにしたことでどれほど面白みがアップしているか、まだ分かっていないからなおさらかと。

木星の方は、「動揺を与えた」という、具体的な現状のファンのリアクションを踏まえた発言になっていますね。ただ、結局それに対する回答が「動揺を与えるほどの相手の方がアイドルとの団結力が深まる」といった、石原Dのとあまり変わらない説明。正直、ピンと来ませんね。動揺するほどの相手→アイドルと団結して撃破、となる流れが、やはり飛躍しすぎているように思います。長い議論をしたという話もありますが、決め手となるのがその理屈だとすると、論理性はまだ弱いと感じます。単なる敵キャラなら、木星のCDリリースなども必要ないはずですし。木星CDの展開をする以上、女性層の取り込み意図あるとしか思えず、それにコメントで触れないのはいかがなものか、と思います。

情報の出し惜しみ感の是非

全体的に見て、「今は言えない」みたいな多いのも気になるところです。もし現状の「竜宮組のリストラ感」を覆したいのであれば、じらした情報提供をする意味はあまりないと思うんですけどね。ゲーム性についての不明点が多いのも悪い憶測を呼び続けているところですし。

皆が期待している中、じわじわ情報が出てくるからこうした隠し情報は意味があるんであって、皆がイライラしている中出し惜しみをされても、逆影響にしかならない気もします。漫画なりアニメなり、一風変わった展開があるのなら、さっさと発表してしまってもいいように思うのですが(まだ決定してないとかそういうレベルなら、そりゃ無理でしょうけど。)

おそらく、相当前の段階から、情報公開の段取りや、関連する商品や展開などが決められていたのでしょう。MA2Pなども、TGSでの竜宮情報公開に合わせた内容になっていますしね。公式の新情報→それに連動するCDや各種メディア展開といった、相互インパクトを狙っていると思われます。ただ、現状これだけネガティブな印象が進んでしまうと、それらは「取らぬ狸の皮算用」というか、ピエロのような状態にもなりかねません。正直、今は「普通の商品プロデュース・マーケティング」でなく、「緊急事態のプロデュース・マーケティング」を行う必要があると思うんですが…。

方向性に変更なし〜ゲーム内容についてのハードルを自ら上昇

とにかく、今回のメッセージでは、公式的にはアイマス2の方向性に自身を持っており、変えるつもりはないという意思表明をしている感じです。署名に対する返答としては、「変えない」と返答した形ですね。「自分たちを信じてとにかく付いてきてくれ」という感じで、それは今後発表するゲーム情報の詳細などで裏付けていく、ということのようです。

とはいえ、元々アイマス自体、ゲーム性についてはいろいろ問題の多いところもあるタイトルでした。L4Uなんて、相当ひどい出来でしたからね。その状態で、既存のファンの神経を逆なでするような形で設定などを変更し、後はゲーム性で挽回というは、かなり危険な博打を打ってしまった印象があります。今後出す情報が、少しでもしょぼいゲーム性を含むだけで、おそらく批判をされることでしょう。自ら、「アイマス2のゲーム性」に対するハードルをぐぐっと上げてしまった感じです。

果たして、「これはおもしろい」というゲーム性を打ち出して、批判してきたファンがいを翻すような内容にできるか、はたまた「あれだけ変えて、このゲーム性はないわぁ」と呆れられてしまうか。個人的には不満を感じつつもアイマス2での展開に期待もしているので、いい方向で想像を裏切ってくれることを願いたいと思います。