iPhone4を店頭で体験

いよいよ発売されたiPhone4。自分は現在3GS持ちで契約も残っているためスルー予定ですが、実機がどんな感じか試してみたくて、店頭展示を触ってきました。

外観の印象としては、やはり薄いというもの。またその影響か軽い印象も受けましたね。裏面がガラスなので質感が高い、と孫社長は言っていましたが、個人的にはそこまでのものは感じませんでした。ただ、平らになったことで机などにおくときは安定するでしょうし、シールなどでのドレスアップもし安なったようには思います。側面の継ぎ目は一見その部分がへこんでいるように見えましたが、樹脂が詰まっているんですね。

実際に使ってみてですが、やはり特質すべきは液晶ですね。解像度が縦横それぞれ2倍になった効果で、アイコンなども非常にはっきり見ることができます。特に効果がわかるのはSafariでの全体表示時。3GSでは全体表示の際は個々のブロックの文章はつぶれてしまってはっきり読むことができなかったのですが、4であれば拡大しなくてもそのまま文字を読むことができます。もちろん拡大した方が読みやすいですが、文字の大きさはiPhoneと目との距離を近づければ大きくもできますので、全体を見ながら文章も読めるようになったのは、使い勝手が増すことでしょう。以下に、本ブログのPC版をiPhone4と3GSで全体表示した例を載せておきます(上4、下3GS)。


液晶の色合いは、3GSと比べるとだいぶ黄色みが強い印象。ただ、単体で見ている分には自然な色合いで、むしろ3GSの方が青白く感じられます。3GSだと輝度を最大にあげてしまうとかなり白っぽくなってしまうのですが、iPhone4の方ではそれもなし。視野角も広く、斜めから見ても色合いが大きく変化しないのはいいですね。現在、一部黄色に変色箇所があるものが混ざっているとの報告で騒がれていますが、自分が見た店頭機では感じませんでした。

カメラについては、UIがiPhoneOS3の時からはだいぶかわっていますね。また自分撮りボタンと、フラッシュON/OFFのボタンがついています。フラッシュは、AutoとON/OFFから選べ、ONの時には撮影時にだけLEDライトが点灯してくれます。単にLEDライトが常時点灯して明るくするだけかと勘違いしていましたが、ちゃんとフラッシュしてますね。自分撮りについては、液晶のきれいさもあいまってかなりきれいに見える印象。これならば、鏡代わりにも十分使えそうです。

その他の部分は、UI的なものが一緒ということもあり、さほど3GSとの差は感じませんでした。たしかに、二つ並べてみれば一目瞭然ではあるのですが、単体で使っている分には3GSでもきれいですし、操作感が一緒な分iPhone4だからといって劇的に体感要素が変わる訳ではありません。マルチタスク対応アプリが増えてくると、3GSと4でのメモリの差が効いてくるかもしれませんが、現状では3GSでも十分やっていけそうな印象はあります。

とはいえ、1st iPhoneということであれば文句無くiPhone4がおすすめですね。ただ、初期ロットでは液晶の品質にムラがありそうな報告があがっていますし、今回の特徴的な色である白は7月後半というアナウンスも出ています。バンパーなどとの相性は白の方がいい気もしますし、発売日での購入、予約等で乗り遅れてしまった人ならば、追加ロットや白発売を待ってみるのも一つの手かもしれません。まずは、店頭で展示機を触って体感してみては